はじめに、副業を始めるきっかけにおいて『絶対的な正解』というものはありません。
しかし、あえて例を挙げるのなら…
「本業の収入だけでは生活が厳しい…」
「本業に加えてあと5万円あれば、もう少し余裕ができるのに…」
「家事が本業だけどパートに出るのは大変…」
など…。いまこの記事をご覧の方の中にもこういった悩みを抱えている方はいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん、これ以外にも副業を始めるうえでの悩みや不安というものは百人百様。
そこでこの記事では、筆者の体験談を1つのケースとして取り上げ『筆者が副業を始めたきっかけについて』『なぜコピーライターを副業にしようと思ったのか』という点をお伝えいたします。
この記事が副業を始めようか悩んでいる方にとっての判断材料となり、あなたなりの『正解』を導くきっかけになれば幸いです。
筆者が副業を始めた経緯
将来の経済設計ができず、毎晩不安に襲われていたから。
これこそ筆者が副業を始めた理由です。
そもそも筆者は以前、高等学校の教諭として教壇に立っていました。
当時は経済的にも安定した日々を送っていたのですが、身体的理由により数年前にやむを得ず退職。
わずかな蓄えはあったものの、国の制度を利用して年金支払いの免除をしながら求職していました。
それから数カ月後…。
なんとか臨時教師として再就職を果たし、新たな環境での生活をスタートさせました。
まだ慣れない生活で四苦八苦しているなか、あるとき筆者はふとしたキッカケで”とある情報”を目にすることになります。
それは『年金見込額』というもの。
これはその名の通り、将来自分が受け取れる年金の見込み額を表すものですが、あなたはご存知でしょうか?
あくまで”見込み”のため確定情報ではありませんが、自身の年金見込額を目にした瞬間、筆者の身体中にはとてつもない衝撃が走りました。
「えっ…!この額でどうやって老後生活をしていくの…?」
まるでマンガのように目を点にして、口を開け、立ち尽くし、ただただ愕然としたことをいまでも覚えています。
そしてこのままでは生きていけないと考えあぐねた結果、経済的不安を払拭すべく、筆者はコピーライターとして副業をスタートさせたのです。
なぜ副業を始めようと思ったのか【3つの具体的な理由】
貯蓄を増やすこともできず不安に押しつぶされそうな毎日のなか、”今”を生きるのに必死だった筆者は、将来を危惧して一念発起。
人生の方向転換を図り『本業+副業』という道を志します。
そうした中で、筆者の中になぜ『副業』という選択肢が生まれたのかという理由については具体的なものがあります。
- 安定した収入がほしかった
- 将来が不安で仕方なかった
- 生活に充実感がほしかった
本セクションではこれらの具体的な理由についてご紹介いたします。
安定した収入がほしかった
当時の筆者は臨時教師の仕事しかしておらず、どうしても収入が安定しませんでした。
さらに家族にも先立たれてしまったこともあり、経済的困窮に拍車がかかっていたため、どうしても安定した収入が欲しかったのです。
本記事をご覧になられている方のなかにも、筆者と同じく「安定した収入を得たい」と思っている方は決して少なくないはず。
現代の日本において副業に興味・関心を持った方なら、誰もが抱く理由のうちの1つではないでしょうか。
将来が不安で仕方なかった
筆者の場合は高等学校の教諭として一度離職した後も諦めきれず、
「教員免許を活かしたい」
「子どもに関わる仕事がしたい」
という気持ちを捨てられずにいました。
ただ現実は厳しく、再度教諭の道へ戻った際には臨時講師という非正規雇用の仕事。
収入が多いわけではありませんし、前述した年金の問題も脳裏にちらつきます…。
この状況が筆者の中では『不安』以外の何物でもなくなってしまったのです。
もし本記事をご覧の方のなかにも「将来が不安で副業を始めようか迷っている」という方がいれば、それは立派な副業を始める理由であると個人的には感じてしまいます。
生活に充実感がほしかった
生活を考えれば「とにかくがむしゃらに働いて稼げば良い!」と考える方もなかにはいらっしゃるかもしれません。
しかし、気持ちに余裕のなかった筆者はそんなことを考えることもできませんでした…。
とはいえ、人生は一度きり。
これは筆者の人生最大のワガママなのですが、できることならお金だけでなく、仕事の内容にも満足できて、生活に充実感が欲しかったのです。
そう考えたとき、当時の仕事だけでは心が満たされることはなかったため、別の形で自分が納得できる方法を見出そうとしていたのかもしれません。
これら3つの理由から、筆者は『副業』という道を志しました。
もちろん副業を始めるにあたって、必ずしも明確な理由が要るわけではありません。
ただ、新しく何かを始める際に「同じ気持ちの人がいる」という安心感は、心の支えになるのではないでしょうか?
なぜ私がコピーライター(Webライター)を選んだのか
ここまでは「筆者が副業を始めた経緯」や「副業を始めようと思った理由」についてご紹介してきました。
そんな筆者は『コピーライター(Webライター)』を副業に選んだわけですが…
本セクションでは、なぜ筆者はコピーライター(Webライター)を選んだのかという点についてお伝えしていきます。
あくまでも個人の思想にはなりますが、
- どの副業をするか悩んでいる
- コピーライター(Webライター)に興味がある
- 自分にも合うのかを確かめたい
と考えている方は参考にしていただければ幸いです。
私がコピーライターを選んだ理由① 読み書きが好きだったから
筆者が副業でコピーライターを選んだのは、単純に『読み書きが好きだったから』です。
元々教諭だったとはいえど、専門は英語と化学。
読書は子どもの頃から好きではありましたが、文章を書く経験がそこまで多くあったわけではありません。
ただ単純に『読み書きが好き』というだけでコピーライターを目指すには動機が弱く感じるかもしれません…笑
しかし、”好きこそ物の上手なれ”ということわざにもある通り、スキルやノウハウが身についていなくとも、本当に好きなら上達する望みはあるでしょう。
未だに勉強の毎日ですが、そもそも筆者自身『読み書きが好きだったから』という理由は、コピーライターを選んだ理由の1つとして挙げられます。
私がコピーライターを選んだ理由② 長く続けられる仕事だから
私がコピーライターを副業として選んだ理由の2つ目として「長く続けられる仕事だから」ということが挙げられます。
一般的な仕事はだいたい60〜65歳で定年を迎えますが、冒頭でも記載したように
「それ以降の人生を果たして年金だけで過ごせるのか?」というと、大きな不安が残ります。
そのためできる限りはパートや派遣社員としてでも仕事を続けたいと思いますが、身体的にも年齢的にも、60歳を超えてから外で働き続けることは至難の業でしょう。
そこで、
- 身体を使わない簡単作業
- 在宅ワークができる
- 年齢の制限がない
などのメリットを受けられる仕事を考えた結果、コピーライターを副業として選びました。
私がコピーライターを選んだ理由③ 資格が不要だったから
私がコピーライターを副業として選んだ理由の3つ目は「資格が必要なかったから」です。
特定の職業に就きたいと思っても
「あなたは〇〇の資格を持っていないからダメです」
と門前払いされ、涙を飲むことも珍しくありません。
しかし、コピーライターには資格が不要です。
日本語検定やwebライター検定といった資格や検定はありますが、それはあくまでコピーライターの活動に活かせるというだけ。
その資格を保有していなければ活動できない、ということではありません。
事実、私はコピーライターの活動に直接的に活かせる資格をもっていませんが、コピーライターを始め、現在も活動しています。
もし資格が必要だったら、当時の私は時間も経済力もなかったため、コピーライターにはなれなかったでしょう…。
以上、筆者がコピーライターを副業に選んだ3つの理由です。
あくまで筆者が選んだ理由にすぎませんが、副業を始めようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
副業を始めて実際にどうなったのか
副業を始める以前の私は生活にハリがなく低収入。
夢も持てず、なんとなくいきあたりばったり充実感のない生活をしていました。
ところが副業を始めた途端、私の生活は180°変わったのです。
私の生活がどう変化したかは次の3つに集約されます。
- 目標ができた
- 収入が安定し始めた
- 自分に自信を持てるようになった
そこでここからは『筆者が実際に副業を始めてどうなったのか』という点についてお伝えしていきます。
副業を始めて起きた変化① 目標ができた
副業を始めて筆者が変わった点の1つとして「目標ができた」ということが大きな変化だといえます。
そもそも筆者の場合は、将来もらえる年金額が少なく先行きのことは不安に満ちていました。
「将来どうやって生活しよう…」
「勤めている職場も非正規雇用のため安定もしていない…」
「いまを生きるのに必死で貯金なんて出来ないし…」
など、不安は不安を呼び、堂々巡りの悪循環に陥っていたのです。
しかし、副業を始めてからは、これまで全く目を向けられていなかった『将来の目標』がうまれました。
本業を退職する代わりに、副業を本業に転換し家で仕事をして生計を立てることが、現在の私の目標となったのです。
”いま”のことしか考えられなかった筆者が、
”未来”のことを考えながら歩み出せた。
これは副業を始めて起きた最初の変化だったといえるでしょう。
副業を始めて起きた変化② 収入が安定し始めた
副業を始めて私の生活が変わったことの2点目は「収入が安定し始めた」ということです。
前セクションの通り、私は結果的にしっかりした仕事に就くことができなかったため、経済力は弱く生活は不安定でした。
「もう少し収入があったら…」
と、ありもしない幻想混じりの願望を毎日考え、悩み、もがき、四六時中常に何かを探し求めていたのです。
ただ、そんななかで副業としてコピーライターを始めてからというもの、収入が安定し始めました。
当然始めのうちは、5万円,10万円…と報酬が貰えたわけではありません。
しかし副業を始めてからは、少なくとも本業の収入にプラスアルファが付くわけで、筆者は自分なりに小さな達成感と満足感、そして安心感を得ています。
これが副業を始めてしばらくして起きた変化だったといえるでしょう。
副業を始めて起きた変化③ 自分に自信を持てるようになった
副業を始めて私の生活が変わった3点目はというと「自分に自信を持てるようになった」ということです。
副業を始める前の筆者は、給料、立場、安定感、そして生きがいを感じられない日々のなか、さながら『幸せの青い鳥』を探して自分を責め続けていました。
要するに、自信が持てなかったのです。
しかし、副業を始めてからというもの、収入が安定をし始め、仕事を行っていくうえでの充実感も得られたこともあり、いくつもの成功体験を味わえるようになりました。
この体験こそ、筆者が”今”を生きている自信につながっていった大きな変化だと言えるでしょう。
まとめ:人生100年時代。未来を見据えてチャレンジングに生きる!
本記事では、筆者が副業を始めたきっかけ、副業を始めようと思った理由、コピーライターを選んだ理由や副業を始めてどう変わったかなどについてご紹介してきました。
何をするにしても苦労は間違いなくありますし、障害となる事象は思いもよらぬ角度から起こるものです…。
本記事は、一人の副業ワーカーとしての体験談に過ぎません。
しかし、いまこの記事をここまで読んでくださっている方のなかには、
あの頃の筆者と同じように悩み、困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その1つの解決策として、副業という選択肢があなたの将来を変えるきっかけになるかもしれません。
未来を見据えてチャレンジングに生きてみませんか…?
最後までお読みくださってありがとうございました。
この記事が副業を始めようとしているあなたのお役に立てれば幸いです。