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文章作成時に「表記揺れ」で悩んでいませんか?
Webライティングや記事作成で、同じ意味の単語がカタカナ・ひらがな・漢字などで混在してしまうことはよくあります。
表記がバラバラだと文章の質が下がり、読者にストレスを与える原因になります。
さらに、クライアントからの信頼を失ったり、SEOに悪影響を及ぼすことも。
この悩みを解決するため、この記事では表記揺れの原因とその解決策、おすすめのチェックツールを紹介します。
最後まで読めば、統一感のあるプロフェッショナルな文章が書けるようになるでしょう。

表記揺れとは?

表記揺れとは、同じ意味を持つ言葉や単語が異なる形で表記されることを指します。
具体的には「ホームページ」と「ウェブサイト」や「インターネット」と「ネット」などの表記の違いの事です。
カタカナ・ひらがな・漢字を混在させて使ったり、送り仮名の付け方が異なったりする事が表記揺れとなります。
これは文章の統一感を損ね、読者に違和感を与えたり理解を妨げたりします。
また、全角・半角や数字などの違いも表記揺れの一例です。
例えば「1ヶ月」と「一ヶ月」などの違いがそれにあたります。
これらの表記揺れが放置されると文章の品質が下がり、SEO(検索エンジン最適化)に悪影響を及ぼすこともあります。
文章を統一するためには校正を行い、表記揺れチェックツールを活用することが重要です。
最後のセクションで、オススメのツールを紹介していますのでぜひ最後までご覧ください!
表記揺れの放置はNG!考えられるリスク【例文付き】

表記揺れを放置すると、文章の質や信頼性が大きく損なわれる可能性があります。
特に、プロのライターにとって文章の統一性は非常に重要です。
ここでは、表記揺れを放置した場合に考えられるリスクについて、具体的な例文とともに解説します。
【リスク1】読み手にストレスを与える

表記揺れがあると読み手にとって文章が読みづらくなり、ストレスを感じる原因になります。
例えば「ウェブサイト」と「Webサイト」が混在している場合、読者は表記の違いに戸惑ってしまうでしょう。
この不統一さが文章全体の流れを悪くし、読者の集中力を削いでしまいます。
「スマートフォンを使用する際、スマホの設定を確認してください。」
上記の文章だと“スマートフォンなのか、スマホなのか”と読者が迷ってしまったり、違和感が出たりしてしまいます。
「スマホを使用する際、スマホの設定を確認してください。」
表記を合わせることで読者にストレスを与えず、文章をスムーズに伝えることができます。
【リスク2】質の低い文章になる

表記が異なると文章のリズムが悪くなり、読みやすさが損なわれます。
また、複数の表記が混在しているとしっかりとした校正が行われていないと判断され、文章全体の質が低く見られてしまうでしょう。
このような文章は読者やクライアントからの評価を下げる可能性があります。
「このソフトウェアはインストールが簡単です。ソフトの設定を確認してください。」
いかがでしょうか?
正式名称と略称が混在することで文章のリズムが悪く感じるでしょう。
「このソフトはインストールが簡単です。ソフトの設定を確認してください。」
表記を統一することで、文章のリズムが向上し読み手に不快感を与えない文章に変わりました。
【リスク3】SEOに悪影響が出る可能性がある

表記揺れがSEOに与える影響は無視できません。
同じ意味の言葉でも、表記が異なると検索エンジンの評価に違いが生じることがあります。
例えば「引越」「引っ越し」「引越し」という表記は、それぞれ微妙に異なるため、検索結果で順位が入れ替わることがあります。
すべての表記揺れが必ずしもSEOに悪影響を与えるわけではありませんが、対策キーワードを統一することは重要です。
「クレジットカードの選び方を紹介します。クレカの利点を確認しましょう。」
上記の文章からは対策キーワードが「クレジットカード」なのか「クレカ」なのかを判断することができません。
「クレジットカードの選び方を紹介します。クレジットカードの利点を確認しましょう。」
このように表記を統一すれば、対策キーワードが「クレジットカード」という事が明確になります。
【リスク4】誤解を招く場合がある

表記揺れがあると文章が分かりにくくなり、読み手に誤解を与えるリスクがあります。
例えば「ビジネスメール」と「取引メール」が混在していると、読者がどちらを指しているのか迷う可能性があるでしょう。
このような混乱は、特に専門的な内容やビジネス文章で大きな問題となるため、統一された表記を使うことが求められます。
「使用期限内にアプリの更新が必要です。もし契約日を過ぎた場合は、アプリ内のデータに不具合が起こる可能性がありますので、必ず利用期限までに更新を行ってください。」
上記の文章は「使用期限」「利用期限」「契約日」と3つの表記が混在しています。
そのため、読者は“使用期限と利用期限は同じくくりなのか”、“契約日は別に存在するのか”と、混乱してしまう可能性があります。
「利用期限内にアプリの更新が必要です。もし利用期限を過ぎた場合は、アプリ内のデータに不具合が起こる可能性がありますので、必ず利用期限までに更新を行ってください。」
こちらの文章はどうでしょう。
表記をすべて「利用期限」にすることで読みやすくなり、読者の疑問をなくすことができます。
【リスク5】クライアントからの信頼を失う

表記揺れが多い文章は「二重チェックが行われていない」「読者の気持ちを考えていない」とクライアントに判断され、信頼を失う原因となります。
文章の品質が低いと見なされることで、プロジェクトの評価や今後の仕事に悪影響が出ることもあります。
そのため、文章の統一性を保ちクライアントの信頼を維持することが重要です。
「報告書を送信しました。レポートをご確認ください。」
上記の文章であると「送信したのは“報告書”なのに、なぜ“レポート”を確認?」とクライアントが戸惑う可能性があります。
「報告書を送信しました。報告書をご確認ください。」
「報告書」と統一することで“何を送信されて、何を確認するのか”が明確になるでしょう。
よくある表記揺れ 【10つのパターン例】

文章を書く際に表記揺れは避けたいものです。
ここでは、初心者ライターが特に注意すべき10のパターンを紹介します。
これらのパターンを理解しておくことで表記揺れを防ぎ、読みやすい文章を書く手助けになります。
パターン①ひらがなと漢字

ひらがなと漢字の混在は、よくある表記揺れの1つです。
例えば「表記揺れ」と「表記ゆれ」のように、同じ言葉でも漢字とひらがなが混在することがあります。
この揺れを避けるためには、どちらかに統一することが重要です。
例
有難う | ありがとう |
出来る | できる |
致します | いたします |
下さい | ください |
時 | とき |
パターン②ひらがなとカタカナ

ひらがなとカタカナの使い分けにも注意が必要です。
例えば「おすすめ」と「オススメ」のように、どちらを使用するかによって文章の印象が変わります。
統一されていないと、読者に違和感を与える可能性があるので注意が必要です。
例
ひみつ | ヒミツ |
わざ | ワザ |
なぞ | ナゾ |
こつ | コツ |
わけ | ワケ |
パターン③ひらがなとカタカナと漢字

ひらがな・カタカナ・漢字の混在は、特に目立つ表記揺れです。
例えば「いぬ」「イヌ」「犬」のように、同じ意味の言葉が異なる表記で使われることがあります。
これが続くと読者に混乱を招く可能性が高くなります。
例
おしゃれ | オシャレ | お洒落 |
かっこ | カッコ | 括弧 |
ねこ | ネコ | 猫 |
おもちゃ | オモチャ | 玩具 |
かわいい | カワイイ | 可愛い |
パターン④送り仮名

送り仮名の違いも表記揺れの原因の1つです。
例えば「税込み」と「税込」のように、送り仮名の有無によって表記が異なる場合があります。
統一しないと文章が不自然に感じられ、読み手に不快感を与える原因となるでしょう。
例
引き換え | 引換え |
申し込み | 申込 |
割り引き | 割引 |
御見積もり | 御見積 |
切り替え | 切替 |
パターン⑤意味が同じ単語

意味が同じ単語を異なる言葉で表現すると、読み手に混乱を与える可能性があります。
例えば「議題」と「アジェンダ」のように同じ意味を持つ言葉を使い分けることで、統一感が失われてしまうでしょう。
例
リユース | 再利用 |
レビュー | 評価 |
プラン | 計画 |
メリット | 長所 |
デメリット | 短所 |
パターン⑥全角と半角

全角と半角の混在は、視覚的な違和感を引き起こしやすい表記揺れです。
例えば「()」(全角)と「()」(半角)のように、同じ記号でも全角と半角が混在すると文章が不揃いに見えてしまいます。
特に長い文章や技術文書では、統一することが重要です。
例
1年間 | 1年間 |
1,760円 | 1,760円 |
SEO記事 | SEO記事 |
? | ? |
パターン⑦数字

数字の表記方法も、全角と半角・漢数字とアラビア数字の混在によって表記揺れが生じます。
例えば「1ヶ月」と「一ヶ月」のように同じ期間を示す際でも異なる表記を使用すると、統一感が失われ読み手に違和感を与えるでしょう。
表記を統一することで、読者にとって読みやすい文章になります。
例
1ヶ月 | 一ヶ月 |
100万円 | 百万円 |
15時30分 | 15時半 |
第3章 | 第Ⅲ章 |
パターン⑧アルファベット

アルファベットの表記も、大小文字や表記形式の違いで表記揺れが発生します。
例えば「WEBライター」「Webライター」「webライター」のように、同じ英単語でも異なる表記が混在すると文章が不統一に見えてしまいます。
統一感を出すためにも表記を統一することが大切です。
例
iPhone | Iphone | iphone |
WordPress | WordPress | wordpress |
SEO | Seo | seo |
Zoom | zoom | ZOOM |
URLリンク | Urlリンク | urlリンク |
パターン⑨文末表現

文末表現の統一は、文章全体の印象を大きく左右します。
「〜である」と「〜です」のように、文末の表現が混在すると文章のトーンや一貫性が損なわれる可能性があります。
特に、ビジネス文書や公式な文章では文末表現の統一が重要です。
例
パターン⑩外来語の発音

外来語の表記にも注意が必要です。
例えば「メロディー」と「メロディ」のように、外来語の発音に応じた表記が異なると文章の統一感が失われます。
どちらの表記を使うかを統一することが重要です。
例
コミュニティー | コミュニティ |
バイオリン | ヴァイオリン |
アイデンティティー | アイデンティティ |
コンピューター | コンピュータ |

知らないと損する!表記揺れを減らす3つの方法

表記揺れを防ぐためにはいくつかの工夫が必要です。
特に、表記揺れが発生しやすいWeb記事や広告では、対策を講じておくことで文章の品質を向上させることができます。
ここでは、具体的な3つの方法を紹介します。
二重チェックを行う

文章を書き終えたら、まずは二重チェックを行うことが重要です。
文章全体を通して同じ単語や言葉が異なる表記になっていないか確認します。
特に注意したいのは、ひらがな・カタカナ・漢字の使い分けや送り仮名の統一です。
例えば「ウェブ」と「Web」などの表記揺れは見逃しやすいです。
WordやGoogle Docsなどの文章作成ツールで、自動的に校正機能を使用してチェックを行うと効果的です。
また、専用の表記揺れチェックツールも活用して、機械的なチェックを組み合わせるとさらに精度が上がります。
最初に表記を決める

文章を書く前にあらかじめどの表記を使うかルールを決めておくことで、表記揺れを未然に防ぐことがでるでしょう。
例えば「WEBライター」と決めれば他の表記(「webライター」「Webライター」など)が混在することはなくなります。
プロジェクトごとに用語リストを作成し、使用する単語の統一基準を定めておくのも効果的です。
この方法は特にSEO対策にも有効です。
例えば「引っ越し」と「引越し」が混在することで、検索エンジンでの評価が分散される可能性があります。
対策キーワードを統一することで検索結果に良い影響を与えます。
レギュレーションをしっかり確認する

クライアントからの指定がある場合は、レギュレーション1に従うことが不可欠です。
1レギュレーション…クライアントが決めたルールやガイドラインの事を指します。
クライアントが指示した表記のガイドラインに従うことで、表記揺れを防ぎます。
これにより、クライアントとの信頼関係を築き再度の依頼に繋がる可能性が高まります。
特に、企業名や専門用語についてはクライアントの指示が絶対です。
例えば「住所」の表記揺れや全角・半角の使い分けなども正確に守ることが求められます。
もし、曖昧な点があれば事前に確認しておくことが大切です。
これらの3つの方法を実践することで表記揺れを効果的に減らし、質の高い文章作成が可能となるでしょう。
表記揺れチェックおすすめ無料ツール3選

表記揺れを防ぐためには、専用のツールを活用することが非常に効果的です。
ここでは、無料で使えるおすすめの表記揺れチェックツールを3つ紹介します。
①日本語文章校正ツール
引用:日本語文章校正ツール
日本語文章校正ツールはso-zu.jpで公開されているYahoo! JAPANのテキスト解析APIを活用した無料ツールで、誤字脱字や表記揺れや不適切な表現を色分けして指摘してくれるオンラインサービスです。
使い方は非常に簡単で、文章をテキストボックスに貼り付けて「検査」のボタンを押すだけで、誤り候補がハイライト表示されます。
- 文脈を理解し、自然な表現での提案
- 誤字脱字や表記揺れを色別で表示
- 最大1万文字まで一度にチェック可能
PR活動や長文のWeb記事作成時に役立ちます。
独自の辞書登録ができるため、表記揺れのルールを自分で定めて運用することも可能です。
このような高機能でありながら無料で利用できるため、初心者からプロライターまで幅広く使えるツールとしておすすめです。
②Enno(エンノ)
引用:Enno(エンノ)
Ennoは無料で使える日本語文章校正ツールで、特にタイポ2や変換ミスを自動的に検出してくれるWebベースのサービスです。
2 タイポ…「typographical error(印刷上の誤り)」の略。誤字・脱字・打ち間違いを指す。
フォーマルな文書だけでなく、Web記事やビジネス文書など幅広い文章のエラーチェックに対応しています。
- 日本語特有の敬語や言葉遣いの適切さまでサポート
- 誤字脱字・全角・半角の違い・読点の誤用など、多岐にわたるエラーをチェック
- ユーザー登録が不要で、使いたいときにすぐに利用できる
Ennoはシンプルで使いやすいツールながらも幅広いエラーチェック機能を持っており、文章の質を向上させるための強力なサポートを提供しています。
③Tomarigi(トマリギ)
Tomarigiは青山学院大学の「日本語表現法開発プロジェクト」で開発された、無料の校正・推敲支援ツールです。
特に、文章の構造や表記揺れを効率的にチェックする機能を備えており、ライティングの質を向上させるための強力なサポートを提供します。
- 一文ごとにエラー箇所を指摘してくれる「指摘カード機能」を搭載
- 校正ルールをプラグイン形式でカスタマイズできる
- 音声読み上げ機能で聴覚的に文章を確認することも可能
TomarigiはWindowsで利用可能です。
無料でダウンロードできますが、インストールにはいくつかの外部ツール(Mecab、Cabochaなど)が必要です。
まとめ:表記揺れをなくして読みやすい文章にしよう

表記揺れは文章の統一感を損ない、読者にストレスを与えたり誤解を招いたりする原因となります。
また、SEOやクライアントからの信頼にも影響を与える重要な要素です。
特に、二重チェックや表記の事前決定やレギュレーションの確認といった方法を駆使して、表記揺れを防ぎましょう。
さらに、紹介したツールを活用することで精度の高い校正が可能になります。
統一された表記を意識することで、文章の品質は大幅に向上します。
読者に対して一貫したメッセージを届けるだけでなく誤解や混乱を防いで、内容をより明確に伝えることができるでしょう。
また、正確な表記はプロフェッショナルとしての信頼感を高めるだけでなく、SEOにもプラスの影響を与えます。
文章を書く際には表記揺れに対する意識を高め、ツールやガイドラインを効果的に活用して質の高い文章作成を目指しましょう。

表記揺れに関するよくある質問

ここからは、表記揺れに関するよくある質問と回答をご紹介します。
よくある質問①表記揺れの原因はなんですか?
表記揺れの原因は主に複数の書き手が同じ文章を作成する際に起こります。
また「ホームページ」と「ウェブサイト」など、同じ意味でも異なる表記が存在する単語が多いことも原因の1つと言えるでしょう。
これにより、文章全体に統一感が欠けることに繋がるため、事前に表記を決めてから文章を作成するという事が大切です。
よくある質問②表記を統一するメリットはありますか?
表記を統一することで文章が読みやすくなり、読者にとっての理解がスムーズになります。
また、SEOにも良い影響を与えます。
たとえば、ウェブサイトの記事内で「WEBライター」と「Webライター」という表記が混在すると、検索エンジンでの評価が分散される可能性があるので注意しましょう。
表記を統一することで検索エンジンが内容を正確に理解しやすくなり、検索順位の向上に期待できます。
よくある質問③表記揺れをチェックするツールはどれが良いですか?
表記揺れをチェックするためには、無料の「文章校正ツール」や「Enno」さらに「Tomarigi」などのツールがおすすめです。
これらのツールはひらがな・カタカナ・漢字の表記揺れや、全角・半角の違いを確認するのに役立ちます。
特に、WordやExcelなどで文章を作成する場合、これらのツールを活用することで効率的に表記揺れを検出して修正することができるでしょう。
よくある質問④表記揺れがSEOに与える影響は?
表記揺れは検索エンジンの結果に影響を与える可能性があります。
例えば「引っ越し」と「引越し」という単語が混在すると、どちらの表記が主流なのかが検索エンジンに伝わりにくくなり、結果的にSEO効果が分散されることがあります。
したがって、対策キーワードを統一することで検索エンジンに正確な内容を伝え、検索順位を維持・向上させることが重要です。
また、表記揺れの多い文章は読み手に不快感を与えるだけでなく、文章そのものが何について書かれているのか明確ではなくなってしまうでしょう。
読み手に伝えたい事を明確にするためにも、表記の統一は重要です。
よくある質問⑤ 表記揺れが発生しやすい単語はありますか?
特に、カタカナ語や外来語や英単語は表記揺れが発生しやすいです。
例えば
- インターネット/ネット
- ウェブ/Web
- メール/Eメール
などがあります。
また、送り仮名や全角・半角の使い分け、数字の表記(「1ヶ月」「一ヶ月」)も表記揺れが生じやすい部分です。
これらは事前にルールを決めることで防ぐことができます。
よくある質問⑥ 専門用語や企業名の表記揺れにはどう対処すべきですか?
専門用語や企業名は表記揺れが起こりやすい部分です。
これらはクライアントや業界の正式なガイドラインに従う必要があります。
特に、コンピュータ関連の用語や製品名やサービス名では、正確な表記を使用することが求められます。
企業名に関しても公式の表記を事前に確認し、統一された使い方を徹底することが重要です。
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