「ブログを始めてみたけれど、なかなか記事が上位表示されない」
「アフィリエイト収入を得て、好きなものを躊躇なく購入したい」
これらの悩みを解決するためには、SEO対策が有効です。
とはいえ、どのようにSEO対策をすればよいのか、そもそもSEOとは何なのか…?など、頭を抱えている方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、ブログを始めたばかりの方にもわかりやすくSEOの基礎から対策まで徹底解説します。
記事の後半には、ブログ運営を成功させているブロガーのマル秘テクニックもご紹介します。
本記事を読むことでSEO対策のノウハウをマスターでき、ブログ運営も成功へ導けるでしょう。
- プロ講師によるマンツーマンの相談サポートつき!
- 読むだけで技術が身につく『テキストブック(全8巻)』
- ライターの実情を紐解く『講義動画(全4本)』
- 約14日間の完全無料トライアル
- 参加人数6万人超え ※2024年8月23日現在〜
SEOとは?なぜブログでSEO対策が重要なのか
SEOとは『Search Engine Optimization』の頭文字を取った言葉で、検索エンジン最適化を意味します。
検索エンジン最適化とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで読者が知りたいことを検索した際、あなたが執筆したブログ記事を上位表示させることです。
検索エンジンは、大量の情報を収集かつ分析し自動で読者に届ける本棚みたいなものです。
仕組みとしては、以下画像のようになっています。
たとえば、コピーライティングについてGoogle検索した際、大量のブログ記事の中から適切なページをおすすめ順に表示してくれるのが検索エンジンです。
つまりSEO対策とは、検索エンジンに記事を上位表示してもらえるよう調整することをいいます。
ブログでSEO対策が重要な理由
ブログでSEO対策が必要な理由は、多くの読者に記事を読んでもらうためです。
そもそもブログは『WebLog』(ウェブログ)の略称で、Web上に記録を残すといった意味を持ちます。
たとえば、以下のようにその日の出来事をWebサイトに記録する日記のようなものをブログといいます。
今日は家族で遊園地に行きました。
子どもとパートナーのはしゃぐ姿を見られたので満足です。
お昼は園内にあるレストランで、ハンバーグを食べました。
とてもおいしかったです。
閉園時間まで家族で笑い合い、遊園地を満喫しました。
また、近いうちに家族で行きたいと思います。
芸能人や著名人が書いた日記であれば権威性があるため、上記のような内容でも多くのファンに読んでもらえるでしょう。
しかし、一般人が書いた日記は誰も興味がないため、読まれないケースが大半です。
そのため近年では、読者に役立つ情報を掲載しているブログがほとんどです。
例として、玉子がくっつかないフライパンの使い心地や、カー用品を使用した感想などを紹介しているブログもあります。
それでも、SEO対策をせずに書いたブログ記事は、誰にも読まれません。
理由はシンプルで『玉子がくっつかないフライパン』や『便利なカー用品』と検索しても、SEO対策をしていないブログ記事が上位表示されることはないからです。
検索した際上位に表示されなければ、ブログ記事が読者の目に留まることはありません。
だからこそ、ブログにおいてもSEO対策が重要になります。
ブログ記事が上位表示されれば、多くの読者に読んでもらえる可能性が高まります。
多くの読者に記事を読んでもらえれば、ブログ運営のモチベーションアップにもつながるでしょう。
あわせて、SEOやブログについての知識を深めたい方は、以下の記事も参考にしてください。
Google検索で上位表示される理由
Google検索で上位表示される理由は、Googleがそのブログ記事を有益であると判断したからです。
たとえば、人気の高いお菓子を知りたい場合『お菓子人気』と検索すると、以下のように売れ筋ランキングの記事が検索上位をしめています。
これは、人気の高いお菓子を知りたい読者にとって、売れ筋ランキングの記事が役立つとGoogleに判断された結果です。
なお、検索順位が決定するまでには、以下の工程を踏んでいます。
- クローラーがWeb上にある膨大な数のコンテンツを巡回して情報を集める
- 検索エンジンのデータベースに情報が登録される(※インデックスと呼ばれる)
- 200以上の検索アルゴリズムにより登録されたコンテンツの順位が決まる
クローラーは、Web上を走り周るロボットみたいなものです。
Web上を走り周って、多くの情報を集めています。
検索アルゴリズムは、検索結果の順位を決めるプログラムです。
クローラーが集めた情報は検索エンジンのデータベースに登録され、200以上の要素にもとづいて順位が決定されます。
仮に、狙ったキーワードであなたのブログ記事が上位表示されたのであれば、Googleに読者のためになる記事であると判断された証拠です。
※参照:Google検索セントラル Penguin が Google のコア アルゴリズムの一部になりました
ブログにおけるSEOのメリット・デメリット
次に、ブログにおけるSEOのメリット・デメリットを解説します。
ブログにおけるSEOのメリット・デメリットを把握することで、ブログ運営を成功に導くためのヒントを掴めるでしょう。
ブログにおけるSEOのメリット
ブログにおけるSEOの主なメリットは、以下の3つです。
- ブログへの訪問者が増える
- ブログの信頼性と権威性が向上する
- 継続的に不労所得を得られる
それぞれ解説します。
①ブログへの訪問者が増える
SEO対策をすることで、ブログに訪れる読者が増えます。
SEO対策をしてあなたの書いたブログ記事が上位表示されれば、読者にクリックされやすくなるからです。
たとえば、飼いやすい犬を家族に迎えたいと検討している読者が『飼いやすい犬』と検索窓に入力すると、以下の検索結果になります。
飼いやすい犬を家族に迎えたい読者は、1番目もしくは2番目に表示されている記事を開くでしょう。
読者は知りたいことを検索した際、上位表示されている記事をクリックする傾向にあります。
実際、28.5%(Googleユーザーの50%以上)の読者が、1番目に表示されている記事を閲覧するといったデータも公表されています。
※画像引用:SISTRIX株式会社 Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid
あなたが調べ物をするときも、1番目もしくは2番目に表示されている記事をクリックするのではないでしょうか。
上位表示されている記事のクリック率が高まるのは、目に留まりやすいうえにスマートフォンで画面をスクロールしなくても記事が読めるからです。
知りたいことを調べるために、わざわざ1番下までスマートフォンをスクロールする読者はいません。
そのため、SEO対策をして記事が上位表示されれば、訪問者も増えるでしょう。
ブログの訪問者が増えれば、伝えたい情報を多くの読者へ届けられるメリットもあります。
②ブログの信頼性と権威性が向上する
ブログの信頼性と権威性が向上するのも、SEO対策をする利点です。
SEO対策の一環として『誰が何を書いているのか』が、上位表示の鍵を握ります。
たとえば、オートバックスの店員さんがカー用品に関するブログを運営するとしましょう。
記事の最初もしくは最後に、以下のように『誰が何を書いているのか』を提示することで、信頼性と権威性が向上します。
その結果、上位表示されやすくなり、読者も増えます。
また、焦げ付かないフライパンの使用感や、切れ味が鋭い包丁のレビューなどに関するブログを運営する場合は、頻繁に料理をする主婦や主夫などが書いていることをアピールすると信頼性や権威性が高まるでしょう。
個人ブログであってもSEO対策をすることで、信頼性と権威性を向上できるメリットもあります。
③継続的に不労所得を得られる
継続的に不労所得を得られるのも、SEO対策をするメリットです。
ブログ運営をする方は、アフィリエイト広告から収入を得たいと考えているケースがほとんどでしょう。
アフィリエイトとはWeb上で商品やサービスの宣伝を行い、成果に対して報酬を得られるビジネスモデルのことです。
仕組みとしては、以下のようになっています。
- ブログ記事に商品やサービスのバナー広告を貼る
- 読者がそのバナー広告をクリックして企業サイトへ移動する
- 読者が商品を購入したりサービスを契約したりすることで報酬が発生する
- 報酬の一部がブログ運営者に支払われる
たとえば、ブログ記事にアフィリエイト広告を貼り、読者がその広告から商品を購入することで毎月5万円の収入を得られるのであれば、それは不労所得です。
継続的に不労所得が得られれば、旅行や趣味に使えるお金が増えるでしょう。
個人ブログで継続的に不労所得を得るためには、SEO対策が欠かせません。
どれほど多くの広告を記事に貼っても、商品を購入する読者がいなければ報酬を得られないからです。
読者を集めるためには、やはり記事を上位表示させる必要があります。
具体的には、厚生労働省や総務省などが公表している信憑性の高い情報を入れたり、情報の鮮度を保ったりすることで、上位表示されやすくなります。
その結果、ブログに訪問する読者が増え、アフィリエイト広告のクリック率も上がり不労所得も得られやすくなるでしょう。
SEO対策をして記事を上位表示させることで、本業とは別の収入源を確保できるため、自由に使えるお金が増える利点もあります。
ブログにおけるSEOのデメリット
ブログにおけるSEOの主なデメリットは、以下の3つです。
- SEOを勉強する必要がある
- 結果がでるまで時間を要する
- アルゴリズムのアップデートによる影響を受ける
それぞれ解説します。
①SEOを勉強する必要がある
ブログにおけるSEO対策のデメリットは、SEOを勉強する必要があることです。
ブログを始めたばかりの方は、そもそも『見出しって?』『キーワードって?』など、多くの疑問を抱いているでしょう。
それらの疑問を含めて、一からSEOを勉強する労力と時間が必要になります。
労力と時間はかかりますが、SEOをマスターすれば読者を増やしたりブログで収益を得たりすることも可能です。
多くの読者にブログ記事を読んでもらいたいとお考えの方は、SEOを勉強しましょう。
Googleで『SEO』と検索すれば、SEOについて書かれたWebサイトが多く存在します。
また、本記事を読むことでも、SEOの知識が深まるはずです。
②結果がでるまで時間を要する
ブログにおけるSEO対策のデメリットとして、結果がでるまで時間を要する点もあげられます。
SEO対策をしたからといって、すぐに記事が上位表示されるわけではありません。
Google Search Centralでは、SEO対策の結果がでるまでに4か月から1年かかると提示しています。
また、個人ブログはどうしても企業サイトに勝てない部分があります。
そのため、競合サイトがすでに高品質の記事を公開している場合、なかなか上位表示されない可能性もあるでしょう。
個人ブログで結果をだすためには、競合の少ないジャンルで記事を書いたうえでSEO対策をするのが得策です。
ブログ運営を始めたばかりの方は、根気強くSEO対策しましょう。
※参照:Google Search Central How to hire an SEO
③アルゴリズムのアップデートによる影響を受ける
アルゴリズムのアップデートによる影響を受けるのも、ブログにおけるSEO対策のデメリットです。
検索エンジンは読者ニーズにマッチする検索結果を提供するために、Googleは頻繁にアルゴリズムを更新しています。
そのため、SEO対策をしてブログ記事が上位表示されたとしても、前触れもなく順位が低下する場合もあります。
例として、過去に『パンダアップデート』や『ペンギンアップデート』が実施されたことで、多くのWebサイトが影響を受けました。
パンダアップデートとは、読者のためにならない低品質なサイトの検索順位を下げるアップデートのことです。
たとえば、記事内容がなく広告ばかりを貼っているサイトや、他サイトの文章をコピペして公開しているサイトなどの検索順位が低下しました。
ペンギンアップデートは、運営者が自作自演で外部リンクを貼ったり、低品質な被リンクを集めたりして、上位表示を狙うサイトを淘汰したアップデートです。
外部リンクとは、自ブログから別のWebサイトへ飛ばすよう設置されたリンクのことをいいます。
被リンクとは、他のWebサイトから自ブログに飛ぶように設置されたリンクのことです。
このようなアップデートは定期的に実施されています。
そのため、ブログ記事においてもアップデートの影響を受けて、検索順位が下がる可能性もあるでしょう。
アップデートの影響を受けた場合、内容を把握して改善する作業が必要になります。
SEOに強いブログの書き方とポイント【10選】
SEOに強いブログの書き方とポイントは以下の10項目です。
- WordPressを使って運営する
- キーワード選定をする
- 対策するキーワードが含まれたタイトルを作る
- 見出し・構成を最適化する
- 本文には自然な形で共起語・関連語を含める
- 画像にAltタグを付与する
- オリジナリティのある内容を心がける
- 関連記事は内部リンクで遷移を促す
- ブログのターゲットに合った言葉選びをする
- 更新は定期的に行う
それぞれ解説します。
①WordPressを使って運営する
SEOに強いブログを運営するのであれば、WordPressを使うことをオススメします!
WordPressとは、世界で35%の企業に選ばれているオープンソースパブリッシングプラットフォームです。
簡単にいえば、誰でもWeb上で自分のサイトを作れるツールです。
WordPressを使うと自由にブログをデザインしたり、記事内に画像や動画などを挿入することもできます。
また、SEOに強いプラグインも多く開発されているため、それらを活用すればブログ記事を上位表示できる可能性も高まります。
プラグインとは、WordPressの利便性を高めるためのプログラムのことです。
WordPressは『公式サイト』から無料でダウンロードできます。
ただし、WordPressを使ってブログ運用するためには、レンタルサーバーやドメインが必要です。
レンタルサーバー:WordPressをWeb上に公開するための家のような役割を持つ
ドメイン:いわばブログの住所のようなもの
そのため、WordPressを使ってブログ運用をする場合は、月額1,000円程度の費用がかかります。
「費用が掛かるなら無料でどうにか作りたい…」
そんな思いを持つ方もいらっしゃると思いますが、WordPressを用いてブログを運用すると、
・操作が簡単、かつ慣れると直感的にデザインできる!
・細かく難しい設定は既にされている状態で始められる!
・収益化まで最短で迎えるため月額費用を上回る収益を上げられる可能性が高くなる
というメリットだらけのため、筆者もブログはWordPressを用いて運用しています!
そのため、SEOに強いブログを運営したい方は、WordPressを使用するのがおすすめです…!
②キーワード選定をする
キーワード選定をするのも、SEOに強いブログ運営をするうえで欠かせない作業です。
キーワード選定とは、GoogleやYahoo!などでブログ記事を上位表示させるために適切なキーワードを選ぶことです。
たとえば、猫に関するブログを運営していたとしましょう。
そして、キーワードを『猫』とした場合、検索ボリュームは122万であるうえにSEO難易度も64と高くなっています。
※画像引用:Ubersuggest
これでは、個人ブログで上位表示を狙うのは難しいでしょう。
検索ボリュームは、1か月でそのキーワードがどのくらい検索されているのかを示した数字です。
SEO難易度とは、狙ったキーワードで上位表示する際の難易度を示した数字のことです。
対して、キーワードが『猫 くしゃみ 原因』であれば、検索ボリュームは720、SEO難易度も33で低くなっています。
※画像引用:Ubersuggest
個人ブログで上位表示を目指す場合は、上記のように検索ボリュームとSEO難易度の低いキーワードを選びましょう。
仮に『猫』のように、ビッグキーワードと呼ばれるものを選ぶと、企業サイトに埋もれてしまうリスクがあります。
キーワード選定をする際は、UbersuggestやGoogleキーワードプランナーなどのツールを使えば、無料で検索ボリュームやSEO難易度などがわかります。
SEOに強いブログ運営を目指している方は、使ってみてください。
③対策するキーワードが含まれたタイトルを作る
SEOに強いブログの書き方として、対策するキーワードが含まれたタイトルをつける必要があります。
タイトルにキーワードを入れることで、検索エンジンにどのような内容の記事であるのか把握してもらいやすくなります。
以下は、わたしが運営しているブログで、犬に関するお役立ち情報を掲載した記事です。
上記記事のキーワードは『ブッチ 月 いくら』です。
ブッチドッグフードの購入を検討している飼い主さんへ向けて、愛犬の体重別にどのくらいの量を与えればよいのか解説しています。
もちろん、タイトルには『ブッチ 月 いくら』のキーワードを入れています。
タイトルに対策キーワードを入れたことで、上記の記事は平均掲載順位2.3位を獲得できました。
ブログ運営をしている方で、タイトルに対策キーワードを入れていない場合は、本記事を読み終えてからすぐに対策しましょう。
④見出し・構成を最適化する
見出し・構成を最適化するのも、SEOに強い記事を書くポイントです。
見出しとは、章ごとのタイトルを意味します。
構成は、記事の骨子のことです。
ブログ記事は、何千文字もの文章が書かれたコンテンツです。
何千文字もの文章が並ぶブログ記事の場合、見出しがなければ読者はどこに何が書かれているのかわかりません。
知りたい情報だけを読みたい読者にとって、情報を探す手間と時間が生じます。
そのようなブログ記事は、早々に離脱されてしまうでしょう。
また、構成を作成しなければ、最適な見出しも作れません。
構成作成は、何を書くのか・誰に向けて書くのかなど、記事全体の質を高めるために欠かせない作業です。
そして、見出しのない記事は、Googleにどのような内容が書かれた記事か把握してもらえません。
Googleに記事内容を知らせるためには、構成を作ったうえで見出しを最適化する必要があります。
なお、大見出しにキーワードを入れるのがSEOの基本です。
あわせて、SEOに強い見出しの書き方を把握したい方は、以下の記事も参考にしてください。
⑤本文には自然な形で共起語・関連語を含める
本文に自然な形で共起語・関連語を含めるのも、SEOに強いブログ記事を書くポイントです。
共起語とは、特定のキーワードと一緒に頻繁に使われる言葉です。
関連語は、特定のキーワードに関連する言葉を指します。
例えば、キーワードが『犬』の場合の共起語は、犬種・ペット・人気などです。
共起語から『犬』と検索する読者は、犬種や人気ランキングなどを知りたいことがわかります。
※画像引用:ラッコキーワード
対して、関連語には『トイプードル』や『シーズー』など、多くの犬種が並んでいます。
関連語から『犬』と検索する読者は、それぞれの性格や特徴などを知りたいことも把握できるでしょう。
※画像引用:User Local 関連語AI
共起語や関連語を記事内に含めることで、Googleに読者の疑問を解決できる高品質な記事であると判断されるため、上位表示されやすくなります。
ただし、共起語や関連語を意識するあまり、不自然な文章になってしまうと、離脱の原因になったりペナルティを受けたりするため結果的に順位は下がります。
あくまでも、自然な形で本文中に含めましょう。
⑥画像にAltタグを付与する
SEOに強いブログを書くのであれば、画像にAltタグを付与しましょう。
Altタグとは、画像の意味を説明するテキストのことです。
ブログ記事に画像を挿入した場合、うまく表示されないケースがあります。
画像が表示されない場合でも、その画像が何を意味するのか、読者や検索エンジンに知らせるために説明を加えます。
たとえば、以下の画像であれば『運動する女性』や『ダイエットをする女性』と書けば、何の画像であるか読者にもGoogleにも認識してもらえるでしょう。
AltタグにおけるSEO効果は、画像検索結果で表示されやすくなることです。
地道な作業ですが、見出し直下に挿入した画像にはAltタグを設定しましょう。(※装飾目的の画像にAltタグを設定する必要はありません)
⑦オリジナリティのある内容を心がける
オリジナリティのある内容を心がけることも、SEOに強いブログを書くポイントです。
Googleが公表している『検索品質評価ガイドライン』によれば、他のWebサイトからコピペし、コンテンツとして公開しているブログは低品質に該当すると書かれています。
つまり、他のサイトと内容が似ているブログ記事は、評価されにくい傾向にあります。
また、同じ内容の記事が並んでいても同じ情報しか得られないため、読者にとってつまらない記事になってしまうでしょう。
その結果、離脱されやすくなり、Googleから評価されなくなるリスクもあります。
そして、コピーコンテンツを公開すれば、ペナルティが科される恐れもあります。
あなたのブログでしか読めない、オリジナリティのある内容を心がけましょう。
具体的には、商品を使用した感想や過去の体験談などを盛り込むのがおすすめです。
※参照:アイレップ株式会社 検索品質評価ガイドライン アイレップ私訳版
⑧関連記事は内部リンクで遷移を促す
SEOに強いブログを書くポイントとして、ブログ内を内部リンクでつなぐこともあげられます。
内部リンクとは、ブログ内の記事と記事をつなぐリンクのことです。
本記事でも関連性の高い記事を内部リンクでつないでいます。
本記事の内容はSEOブログについてです。
仮に、SEOブログについてすべてを網羅する場合、何万文字もの記事になってしまうでしょう。
また、1記事ですべてを語れるほど、浅い内容でもありません。
そこで、より深い内容を知りたい読者が満足できるように、内部リンクを設置します。
読者がブログ内を巡回することで、ブログの評価も上がり上位表示される可能性も高まる仕組みです。
なお、内部リンクはGoogleがブログ内にある他の記事を見つけるための道しるべにもなります。
SEOに強い記事にしたい方は、関連性の高い記事を内部リンクでつなぎましょう。
※参照:Google検索セントラル Google検索の基本事項
⑨ブログのターゲットに合った言葉選びをする
ブログのターゲットに合った言葉選びをすることも、SEOに強いブログ記事を書くコツです。
たとえば、ブログのターゲットが高校生であった場合、難しい専門用語を並べても読みにくいだけです。
その結果、他のブログを探しに行ってしまうでしょう。
また、基本的にブログでは、中学生や高校生でも理解できる言葉を使うのがおすすめです。
なぜなら、大半の読者は疑問を解決するために、GoogleやYahoo!を使って検索しているからです。
難しいことを難しく説明しているブログ記事では、何も解決しないでしょう。
そういった意味でも、わかりやすい言葉を選んで記事を書く心配りが重要です。
⑩更新は定期的に行う
SEOに強いブログを書くうえで、更新を定期的に行うのも重要です。
定期的にブログを更新することで、クローラーに記事を見つけてもらいやすくなります。
そもそもクローラーが記事を認知することで、GoogleやYahoo!などの検索結果に記事が反映される仕組みです。
ブログを定期的に更新すれば、記事数も増えてブログ自体も大きくなり、クローラーの巡回頻度も高まります。
その結果、検索結果に記事が反映されやすくなります。
また、定期的に更新されているブログは、読者に好まれやすい傾向です。
仮に、あなたが知りたい情報を調べた際、上位表示されている記事の更新日が3年前と先月であれば、更新日が新しいほうの記事を開くのではないでしょうか。
更新されていない記事は、それだけ情報も古くなっています。
そのため、読者も集まりにくい傾向です。
定期的にブログを更新することで、読者も集まりやすくなり、アクセス数も増加します。
アクセス数が増えれば、Googleからの評価も高まり上位表示されやすくなるでしょう。
ただし、毎日のようにブログを更新しても、内容の薄い記事では評価が下がってしまうため、高品質な記事を適度に更新するのが得策です。
1週間に1度または2週間に1度など、質を保ったまま記事が書ける範囲で、ブログを更新しましょう。
SEOに弱いブログ『3つの特徴』
SEOに弱いブログの特徴は以下の3つです。
- ページの表示速度が遅い
- AIでも書ける内容になっている
- 無料ブログで運営している
それぞれ解説します。
①ページの表示速度が遅い
ページの表示速度が遅いブログは、SEOに弱い傾向です。
仮に、あなたがSEOに強いWordPressのテーマを知りたい場合、GoogleやYahoo!などで『WordPress テーマ SEO強い』と検索するとしましょう。
上位表示されているブログをクリックした際、5秒以上何の反応もない記事を読みたいと思いますか?
きっと、待っている時間がもどかしくて、他の記事を探してしまうのではないでしょうか。
読者も同じです。
どれほど魅力的なタイトルかつ上位表示されている記事であっても、表示スピードが遅ければ、記事を読む読者は減ります。
実際、Googleの調査によると、モバイルページの読み込み速度が3秒以上かかると、53%の読者が離脱する結果となっています。
ページの表示速度を速めるためには、画像軽量化サイトを使用して画像を圧縮したり、プラグインを使用してキャッシュを削除したりするのが有効です。
画像を軽量化するサイトには『Tiny PNG』や『Optimizilla』などがあります。
キャッシュを削除してくれるプラグインは、初心者でも使いやすい『WP Fastest Cache』がおすすめです。
ブログのページ表示速度は、Googleが提供している『PageSpeed Insights』でチェックできます。
ページの表示速度が遅いと上位表示されにくくなるため、必要であれば改善しましょう。
※参照:Think with Google モバイル サイトを改善したことでビジネス上の効果を実現:アドバンスクリエイトの事例
②AIでも書ける内容になっている
SEOに弱いブログの特徴として、AIでも書ける内容になっていることもあげられます。
AIを使用するのが悪いのではなく、読者の役に立たない記事をAIで大量生産してそのまま公開し、検索上位を狙う行為が低評価を受けるという意味です。
実際、Google検索セントラルでは、以下のようなコンテンツを検索結果から除外すると公表しています。
大量生成されたコンテンツの不正使用
大量生成されたコンテンツの不正使用とは、ユーザーをサポートすることではなく、検索ランキングの操作を主な目的として大量のページを生成することを指します。この不正行為は通常、ユーザーにとってほとんどまたはまったく価値がなく、独自性のないコンテンツをその作成方法は問わず、大量に作成することに特化しています。
大量生成されたコンテンツの不正使用の例には次のものがありますが、これらに限定されません。
生成 AI ツールまたはその他の同様のツールを使用して、ユーザーにとっての価値を付加することなく大量のページを生成すること
※引用:Google検索セントラル Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー
AIを活用すれば、それなりの記事は書けます。
ただし、AIが書いた文章には間違った内容が含まれている場合もあります。
間違った内容をそのまま記事に反映して公開すれば、読者からの信頼を失うでしょう。
AIを使ってブログ記事を書くこと自体はSEOに無関係ですが、意味のない記事を大量生産しないように注意してください。
もし、AIを活用して記事を書く場合は、ファクトチェック(※情報の正確性や事実確認)を行ったうえで、内容が読者のためになっているか確認しましょう。
③無料ブログで運営している
無料ブログで運営している場合も、SEOに弱いといえます。
無料ブログの場合、サービスを提供している企業が所有する共通ドメインを使用します。
そのため、SEO対策はその企業に依存する仕組みです。
また、サイトデザインの自由度が低いうえに、意図しない広告も表示されるため、読者に読みにくさを感じさせてしまうリスクもあります。
実際、検索上位に無料ブログが表示されているケースは、あまり見かけないでしょう。
これはGoogleが同じドメインの記事を2つ以上検索結果に表示しないよう、調整しているからです。
つまり、GoogleやYahoo!で上位表示されるためには、まず無料ブログ内で1位になる必要があります。
ニッチなキーワードを選んで、高品質の記事を書かない限り、無料ブログ内で1位を獲得するのは難しいでしょう。
SEOに強いブログを目指すのであれば、SEO対策もカスタマイズもできるWordPress一択です。
SEO上位ブロガーが共通して行っているマル秘テクニック
SEO上位ブロガーが共通して行っているマル秘テクニックを知ることで、効果的なSEOテクニックを習得できるでしょう。
ブログ運営を成功させて、収益を得たい方や上位表示を目指す方は、参考にしてください。
読者の滞在時間を伸ばす対策がされている
読者の滞在時間を伸ばす対策がされているブロガーの記事は、上位表示されやすい傾向です。
たとえば、画像や装飾などを使って見やすい記事にしていたり、動画を挿入したりして滞在時間を伸ばしています。
また、記事内で読者の疑問をすべて解決することも有効です。
仮に、夏におすすめのネイルを紹介する場合、以下のような疑問を解決する必要があります。
- なぜ、そのネイルが夏におすすめなのか
- どのような発色なのか
- 水仕事をしても剥がれないのか
- どのくらいの価格なのか
- どこで購入できるのか
- どのようなファッションと合うのか
- 何週間くらい維持できるのか
これらを解決するのであれば、5,000文字以上の記事になるでしょう。
SEO上位ブロガーは、読者の疑問をすべて解決できるような文字数の記事を書くことにもこだわっています。
上位表示される記事を書くためには、読者の滞在時間を伸ばす工夫が必要です。
具体的には、あなたが記事を読んだときに、飽きずに読み進められるか・すべての疑問を解決できるかが重要です。
SEO上位が取りやすいジャンルを選定している
SEO上位ブロガーは、上位表示されやすいジャンルを選定しています。
例えば、副業やマッチングサービスなど、企業が書かないようなジャンルに絞ってブログ運営をしているブロガーがほとんどでしょう。
一方、医療・投資・法律などのYMYLのジャンルは、権威性や専門性のある企業サイトには勝てないため避けるのが無難です。
YMYLとは、『Your Money or Your Life』の略語で、読者の健康・経済的安定・安全性などに影響を与える可能性のあるコンテンツのことです。
個人ブログで上位表示を狙うのであれば、YMYLの領域を避けたうえで、育児やガジェットなど、競合サイトの少ないジャンルを選びましょう。
また、検索ボリュームの多いビッグキーワードを避けて、3語以上で検索されるスモールキーワードを選んで勝負するのが得策です。
例として『パソコン 軽い 低価格』や『ブログ アフィリエイト おすすめ』などが、スモールキーワードに該当します。
上位表示されやすいジャンルを選んで、ブログ運営を成功させましょう。
被リンク対策を行っている
上位ブロガーは、被リンク対策も抜かりなく行っています。
被リンク対策をすることで、他のWebサイトから被リンクしてもらえるため、Googleに高評価を得ているサイトであると判断される仕組みです。
たとえば、ドメインパワーの高いWebサイトから被リンクしてもらうことで、ブログのドメインパワーも向上し、上位表示されやすくなります。
ドメインパワーとは、Googleからの信頼度を数値化したものです。
数値が100に近いほど、Googleからの信頼度が高いことを示し、上位表示されやすくなります。
ドメインパワーは、被リンクの数と質によって変化します。
良質な被リンクが多ければ、それだけドメインパワーが向上する傾向です。
『パワーランクチェックツール』や『ウェブサイト “権威性 “チェッカー』などのサイトで、ドメインパワーを計測できます。
ぜひ、ブログのドメインパワーをチェックしてください。
ドメインパワーが低ければ、他のWebサイトに被リンクしてもらえるよう、高品質な記事を書きましょう。
- プロ講師によるマンツーマンの相談サポートつき!
- 読むだけで技術が身につく『テキストブック(全8巻)』
- ライターの実情を紐解く『講義動画(全4本)』
- 約14日間の完全無料トライアル
- 参加人数6万人超え ※2024年8月23日現在〜
まとめ:SEO対策を実施してブログ運営を成功させよう
ブログにSEO対策が必要な理由は、多くの読者にあなたの書いた記事を読んでもらうためです。
SEO対策をすれば、4か月から1年でブログ記事を上位表示できる可能性が高まります。
ブログに多くの読者が訪れることで、アフィリエイト収入も期待できるでしょう。
継続的に不労所得を得られれば、ほしいものを購入できたり、趣味に使えるお金が増えたりするメリットもあります。
なお、本記事でご紹介した内容をすべて実行するのは、時間がかかります。
まずは、できる対策から始めてみてください。
そして、ブログ運営を成功に導きましょう。
SEOブログに関するよくある質問
ブログにおけるSEOについて解説してきましたが、まだ疑問が解決していない方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここからは、SEOブログに関するよくある質問と回答をご紹介します。
よくある質問①WordPressでSEOをするには何文字必要ですか?
SEOに文字数は直接関係しません。
極端にいえば、2,000文字程度の記事であっても、読者のニーズを満たせる内容になっていれば、低評価を受けることはないでしょう。
しかし、文字数の多い記事を書くことで、上位表示されやすい傾向にあるのも事実です。
なぜなら、文字数が多いほど、読者のニーズを満たせる内容になっているケースがほとんどだからです。
また、網羅性の高い記事も、Googleに評価されやすい傾向にあります。
文字数を気にするより、読者のニーズを満たすことに注力しましょう。
よくある質問②SEOでやってはいけないことは何ですか?
SEOでやってはいけないこととして、キーワードを無駄に詰め込んだり他サイトの文章をコピペしたりすることがあげられます。
キーワードが『ライティング』だとした場合、以下のようにキーワードを詰め込むと、Googleからペナルティを科される可能性があります。
『ライティング』を初めて2年になりますが、最初は『ライティング』が苦手でした。
しかし、いまは『ライティング』の楽しさを知り『ライティング』が好きになりました。
上記の文章は、読みにくいうえに不自然な日本語になっているでしょう。
このような文章は、検索エンジンから低評価を受けるリスクが高まります。
記事内にキーワードを入れるのはSEOにおいて重要ですが、詰め込み過ぎないようにしましょう。
また、他サイトの文章を無断でコピペして公開するのもマナー違反です。
そのようなブログ記事も、Googleから低評価を受けます。
読者に有益な情報を届けるためにも、オリジナル要素を盛り込んだ独自性のある記事を書きましょう。
よくある質問③初心者でもできるSEO対策はありますか?
初心者でもできるSEO対策には、以下の項目があります。
ブログ運営を始めたばかりの方は、タイトルや見出しにキーワードが入っているかチェックしましょう。
- タイトルや見出しにキーワードを入れる
- ターゲットを明確にする
- ターゲットが何を知りたいのか明確にする
- 読者ニーズを満たせる高品質な記事にする
また、どのような疑問や悩みを持つ読者へ向けた記事を書くのか、目的を明確にします。
目的があやふやになっていると内容がブレるため、誰にも刺さらない記事になるからです。
これからブログ運営を始める方は、当記事でご紹介したとおり、WordPressでブログを開設するところからスタートしてみてください。
どのようなSEO対策をする場合でも、読者に役立つ高品質な記事を書くことが前提です。
初心者の頃は、読者の疑問が解決できる高品質な記事を書くことに注力しましょう。