コピーライティングをしていく中で、目にすることがある行動心理学的手法の数々。

それらの効果を理解して文章に取り入れることで、こちらが狙った行動を読み手にとってもらえるようになる、いわば人を操る文章を書くことができるようになります。

そして、本記事では「未完了のまま途中で止まっていること、また途中で情報が遮断されたものに注意が向きやすい」という心理現象『ザイガニック効果』(ツァイガルニク効果)について、詳しく解説してまいります。

もしあなたが…

・自分の書いた文章をしっかり読んでもらいたい!
・こちらが狙った特定の行動を読み手にとってもらいたい!
・行動心理学のテクニックを自分の技術として取り入れたい!

と考えている方には特に役立つ内容となっておりますので、ぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。

チェック

「ザイガニック効果」は行動経済学用語として利用される場合もありますが、本記事での行動心理学は行動経済学も含みます。

ザイガニック効果とは?

ザイガニック効果とは?

『ザイガニック効果』とは「人は完結していることよりも、未完了のまま途中で止まっていること、また途中で情報が遮断されたものに注意が向きやすい」という心理現象のことをさします。

多くの人は『脳に取り入れた情報が欠けている』という状況に違和感をおぼえ、その情報を補完しようと無意識的に注意が向き、気になってしまうのです。

例えば…

ディズニーランドで楽しんでいる最中、カメラを作動しようとスマホを開けた時、通知バーに緊急性を感じる仕事のLINEが入ってしまったとき。

どんなに楽しい時間を過ごしていても、一度仕事の連絡が気になりだしたら楽しむどころではありませんよね?

きっと仕事の問題が完結するまでは、そちらに意識が持っていかれてしまい、ディズニーランドに一緒に遊びに来ている友人・恋人との会話も上の空になってしまうことでしょう。

このように、人はどうしても未解決の問題に意識が向きがちです。

この心理現象のことを『ザイガニック効果』と呼びますが、実はこの手法、私たちの身近でも”意図的に”さまざまなシーンで使われています。

ザイガニック効果が使われている実例【5選】

ここでは具体的に『ザイガニック効果』が活用されている一例をご紹介いたします。

実例を交えながら、ぜひこの心理学的テクニックの理解を深めていきましょう!

実例① 小説やマンガの章末の伏線

実例①小説やマンガの章末の伏線

小説やマンガでは、章末で結論を明らかにせず、伏線を残すことでザイガニック効果を演出することがあります。

筆者は最近、スマホの「ピッコマ」というマンガアプリにはまっていまして、毎回いいところで終わるため次の回が気になりすぎて、課金したことが何度もあります…笑

小説もマンガも、次の巻が気になり新刊を購入するのは、こういった「いいところで終わってしまった!続きが気になる!」という人の心理がうまく使われているから…といえるでしょう。

例えば、ある章の終わりで主人公が重要な手紙を受け取る場面を描いておき、その手紙の内容は次の章で明らかにされるといった手法です。

部屋に戻ると、机の上に一通の手紙が置いてあった。あて名は記載されていない。
不思議に思って封を切り、手紙の冒頭を読んだ瞬間、彼は戦慄して目を見開いた…。

このように全貌が描かれないまま次の章に移る場合、物語の続きが気になり、読む手を止めぬまま次の章まで読んでしまうことでしょう。

つまり、続編のある小説やマンガを読者に購入してもらう手法として、この『ザイガニック効果』がうまく活用されているんですね。

実例② 映画の予告編・続編に続く伏線

実例②映画の予告編・続編に続く伏線

小説やマンガの時と同じように、映画の予告編や、テレビドラマでのシーズンフィナーレの伏線は『ザイガニック効果』を活用した代表的な例です。

例えば、新作映画のPRでは物語の一部を切り取り、魅力的なシーンや謎めいた場面を動画編集によって再現しています。

実はこの手法で、興味が湧いたり続きが気になった観客は、わざわざ映画館まで足を運び、映画を観たくなるよう誘導されています。

これも分かりやすい行動心理学のテクニックですね!

最近であれば宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」という作品。
あえて事前に宣伝がされませんでしたので、得られる情報は…

・タイトル
・イメージ映像
・曲
・ポスタービジュアル

の4点のみです。

筆者の声

「あらすじは?」「登場人物は?」「声優は?」

それらの情報は一切わからないままでした。

のちの情報で、宮崎駿監督は

「これまで繰り広げてきた大宣伝をやめると、一体、何が起きるのか?を試してみたかった」1と語っています。

  1. Yahoo!JAPANニュースより ↩︎

宣伝せずに多くの謎を残し、手がかりが「実際に観たお客様の口コミのみ」となれば、埋まらない情報を埋めるため、興味が増して観てしまうというものです。

これらは今までとは異なる使い方をした、効果的な『ザイガニック効果』の例と言えるでしょう。

他にも映画でクレジットの最後に流れるサービス映像をみたことあるでしょうか?
あれを見ると、ついつい続編まで気になってしまいますよね。

また、映画のクレジットの最後に謎の映像が続き、次回作の伏線につながるなんてことも…。

より身近な例であれば、YouTube動画のサムネや冒頭の導入部分で意味深な発言をしてから本編をスタートさせる方法なども同じような意図が組まれています。

つまり、映画やドラマなどにおいて『ザイガニック効果』とは、視聴率を上げるために一般的に使われている効果的な行動心理学的手法になります。

実例③ スピーチやプレゼンテーション

実例③スピーチやプレゼンテーション

スピーチやプレゼンテーションもよい例で「良いスピーカー」と呼ばれる方々は、聞き手が飽きないようにこの『ザイガニック効果』をうまく取り入れています。

どういうことかと言うと、話の途中で意図的に沈黙を作ることにより、聞き手はその次の言葉を聞き逃すまいと注目してしまうのです。

意図的に文章の途中で”ため”を作ったりなどすることでも、聞き手は「良いスピーカー」の発言に注目することでしょう。

また、話の冒頭で重要な問いを投げかけ、その答えをスピーチの中盤や終盤で明かすといった演出も効果的です。

余談ですが、筆者は学生時代の授業中に居眠りをしていたのですが…。(先生、ごめんなさい)
どうしても先生の話って、理路整然としたきれいな流れで話をされるので、眠くなってしまうんですよね。

しかし思い返してみると、授業が楽しみだと言われるような人気の先生は『ため・問いかけ』などを用いており「思わず引き込まれるような話し方をされていたな…」としみじみ感じてしまいます。

実例④ 商品PR

実例④商品PR

商品のPRにおいてもザイガニック効果を活用することができます。

なぜかというと、読み手は「もっと知りたい!」「この悩みを解決できる方法がどんなものなのか確認したい!」という欲求にかられるからです。

特に新商品やサービスの発売前に行われる予告キャンペーンでは、詳細な情報や全貌を明かさず、一部の情報やヒントを与えることで、顧客の関心を引き付けることができます。

例えば…

・実は間違っていた?!ダイエッターが意識してとるべき栄養素〇〇とは?
・ダイエットに必要な行動3選、3位:運動、2位:食事制限、1位はなんと意外な〇〇だった?!
・街頭のポスターで「ツヤ肌、よみがえる。」というキャッチコピーと女優のアップ、そして商品の実物だけデザインし、QRコードを設置する。

これらは気になったらサイトをクリックしたり、商品ページを開いてみたり、QRコードを読み込んでみたりと消費者に求める行動を促す方法の1つとなっています。

このように、マーケティングにおいてもザイガニック効果は有効で、知らず知らずのうちに私たちが興味を持つきっかけになっています。

実例⑤ ミステリアスな演出

実例⑤ミステリアスな演出

突然ですが、あなたは「ミステリアスな女性」と聞いて、どんな方をイメージしますか?

・プライベートが想像つかない。
・相手にすべてをひけらかさない。
・多くを語らない。
・ポーカーフェイスで何を考えているのか想像しにくい。
・つかみどころがない

このような特徴があるので、相手は自分の想像で補完するしかなく、「実際のところどうなんだ?」と興味が湧いてしまうのがこのミステリアスと呼ばれる方々です。

近年マスクをする人が増えましたが、マスクで顔の半分が隠れた状態だと、逆に興味がわいて「素顔を見てみたい…」という衝動に駆られるのも同じ心理によるもの。

情報が少なく、自分の想像で補完できないとなると、どうにかしてその情報を得ようとして、対象に興味関心が湧いてしまうのです。

このように、ミステリアスな演出もうまく『ザイガニック効果』が活用された一例と言えるでしょう。

ザイガニック効果をコピーライティングに活用する方法

ザイガニック効果をコピーライティングに活用する方法

ここではこの『ザイガニック効果』をコピーライティングに活用する方法を具体的にご紹介していきます。

これからご紹介する方法をライティングに取り入れていただくことによって、冒頭でお伝えしていた

・ブログや記事に対する読者の滞在時間をもっと伸ばしたい!
・直帰率(特定のページを1ページ目の訪問とした場合の離脱率のこと)を下げたい!
・コピーライティングを通して読み手に特定の行動を促したい!

という問題の解決の糸口が見つかると幸いです。

具体例① タイトルでの活用

具体例①タイトルでの活用

Googleやyahooなどで検索をかけると記事のタイトルが表示されますが、このタイトルにも『ザイガニック効果』は効果的に活用されています。

例えば、私が今グーグルで「ダイエット 嘘」と検索すると、上位には以下のようなタイトルの記事が出てきます。

・信じてはダメ!ダイエット神話9つの嘘
・「油が太る」はウソだった…ダイエットに失敗する人が知らない「…
・「糖質制限ダイエット」を勧めないこれだけの理由

タイトルを見るだけでは記事の結論までは分かりませんよね?

これらのタイトルはわざと「どのようなペルソナが読み手が何を目的にそのキーワードで調べているか、どういった情報を求めているかを想像して、欲しいであろう情報の一部のみを表示」しているのです。

すると読み手は、タイトルを見て「もしかしたら、この記事で自分の問題が解決するかもしれない」という期待を抱き、タイトルをクリックしてそこから記事の本文を読んでみようと思うわけです。

タイトルに活用する例とすれば、結論部分を「○○だった!」とあえて分からないように隠したり、「ついに、全ゲーマー待望のあの情報が解禁!」などと名詞部分を隠したり、うまく活用して最初のインパクトを与えてください。

具体例② メタディスクリプションとしての活用

具体例② メタディスクリプションとしての活用

「メタディスクリプション」(メタタグ、ディスクリプション)とは、検索をかけたときにタイトルの下に表示される、「要約文」のことをさします。

こちらは記事内の文章ではなく、あくまでも検索時にタイトルの下に表示されるだけなので、ここで、いかに記事を読んでもらうかという工夫ができる部分でもあります。

例えば、「すし」だけダイエットというテーマの記事の場合、例1と例2ではどちらの方が読みたくなるでしょうか。

例1.
タイトル究極の「すし」だけダイエットで1ヶ月で-5キロ!
ディスクリプションドクターが驚愕した!危険とされる〇〇だけダイエットの中でも、「すし」だけは安全性が認められたとのこと!ワサビとの相乗効果で瘦せ菌が増加するとの結果が報告されました。
例2.
タイトル日本人の7割が1か月で-5キロ!?究極の〇〇だけダイエットついに解禁!
ディスクリプションあのドクターが驚愕!日本人遺伝子の特徴から、危険とされていた〇〇だけダイエットの安全性と効果が認められました。さらに組み合わせて「アレ」も一緒に食べると瘦せ菌が増大するという嬉しい報告もあり!

例1の場合は、

へぇー、「すし」ってそんなにすごいんだ。今度試してみようかな。

と多少の興味は惹かれるものの、問題が解決したのでサイトがクリックされない可能性が高いです。

一方、例2の場合は、

日本人に最適なダイエット法なら試してみたい!〇〇ってなんだろう?

と、脳が空白部分を埋めたくて、サイトをクリックして内容を確認してしまうのです。

ダイエットに興味がある方であれば、タイトルとディスクリプションだけを読んで「うそだー!」と思いながらも、ついつい〇〇の部分が気になってクリックしてしまう確率が上がると思いませんか?

結論として、内容は同じ事を言っていても、『ザイガニック効果』をうまく活用することで、その記事への興味関心度が上がり、サイトをクリックしてくれる確率が上がります。

具体例③ リードコピーでの活用

具体例③リードコピーでの活用

リードコピーとは、本文に入る前の導入部分のコピーのことをさします。

この冒頭のリードコピーは、その後読み手が記事を読むか、それとも離脱するかの分かれ目でもあり、重要な文章です。

よく記事の目次の前に記載されている文章ですが、

・設定したペルソナが検索した意図と、そこから読み取れる悩みを記載しているか。
・その悩みを解決できることを明らかにしているか。
・この記事を読むことで何が分かり、読んだ後どうなるのか明示しているか。

の3点を抑えているか、が重要になります。

ここでポイントなのは、

「悩みを言語化し、記事を読むことでどうなるのか明示しているが、具体的な方法はリード内では記載されていない」

という点です。

ここで『ザイガニック効果』をいかに活用できるかで、その後の記事の滞在率や内部リンクへのクリック率が変わるといっても過言ではありません。

余談ですが、最近ユーチューブやティックトックなどで動画配信される方も増えました。

動画配信を観られている方も多いかと思いますが、それらの動画で例えると、

①サムネで興味を持つ
②動画をクリックする
③本編のあらすじが冒頭で少しだけ紹介される『ザイガニック効果』
④視聴者は興味が湧いて本編を観る

という流れが出来上がっています。

ぜひリードコピー作成時は『ザイガニック効果』を意識してみてください。

具体例④ キャッチコピーでの活用

具体例④キャッチコピーでの活用

キャッチコピーもタイトル同様、シンプルに読み手に興味付けが可能です。

例えばここに、「コピーライティングを独学で勉強し、2か月で企業に成功した方法」をまとめた記事があったとします。

この商材を『ザイガニック効果』を使うと、

「未経験から独学でコピーライティングを学んだ男性。2か月で今の会社を辞め、独立して成功。その秘訣とは…」

と表現できるでしょう。

ここで、読み手が解決したい目的は明言しつつ、その具体的な方法は説明されていません

そこで読み手は、その具体的な方法を早く知りたくて仕方なくなるでしょう。

ここで読み手に興味付けを行った状態で、次に説明する「⑤CTAへの誘導」を行うと、目的の行動を促すことができるような、良いコピーライティングが完成します。

具体例⑤ CTAへの誘導

具体例⑤CTAへの誘導

CTAとは、Call To Actionの略であり、ホームページなどで読み手に目的の行動を取ってもらうために作成するボタンや内部リンクのことをさします。

ボタンをクリックすることで、その商品のLPに飛んだり、購入画面に飛んだりするので、いかにこのボタンや内部リンクをクリックしてもらえるかということは、コピーライティングでも重要なポイントです。

一例として、記事の全容を明かさずボタンや内部リンクの文面を

・詳細はここをクリック
・〇〇とは一体?!
・その秘密が明らかに

とすることによって、脳が「未完成の情報を完成させたい」と感じてクリック数が上がるということです。

このように、『ザイガニック効果』を効果的に使うことができれば、読み手に特定の行動を促すことができるでしょう。

ザイガニック効果を活用する上での注意点

ザイガニック効果を活用する上での注意点

今まで解説してきたように『ザイガニック効果』はとても便利で、コピーライティングとの相性が抜群です。

しかし、どんなにいいものでも使い方を間違えたらうまく機能しないというもの。

ここでは、事例をもとに活用する上での注意点をまとめましたので、ぜひご参考ください。

注意点① 誇張表現をしすぎる

注意点①誇張表現をしすぎる

情報をすべて開示しないことで興味を引くことができる『ザイガニック効果』ですが、誇張しすぎると「やってます感」が前面に出て、読み手に警戒されてしまいます。

あからさまに何かの目的に向かって誘導されていると感じた場合には、興味より先に危険やうさん臭さを感じてしまうため、離れて行ってしまう原因になるでしょう。

どうしても、人は命令されたり、操作されていると感じると、抵抗したくなるものです。

例えば…

・今の収入で満足ですか?〇〇を知れば収入爆上がり!
・収入〇桁越え?!驚異の財テクご紹介!
・あなたに足りなかったものは〇〇たった一つだけ!

これらはザイガニック効果を利用しているものの、大袈裟な表現を利用しすぎて怪しい雰囲気が出ています。

いかに自然に、読み手にもわからないくらいに興味を引き付けられるかが重要になってきます。

注意点② 情報量が少なすぎる

注意点②情報量が少なすぎる

読み手が与えられた情報が少なすぎる場合、そもそも言いたいことが伝わらず、興味を持たれる前に読み手は離れていきます。

いかに「〇〇さえ分かればすっきりするのに…!」「あと少しで解決しそう!」という、そういったモヤモヤを感じさせることができるかが重要です。

例えばあなたが学生の頃、数学の宿題をしていて、このような経験はありませんでしたか?

「だいたい流れはわかった。あと一歩でこの問題が解けそう!」

このような状況の時は、時間を忘れて集中して、問題に取り組めていたかと思います。

しかし、

「まったくわからない、数式は何を使えばいいかも検討つかないし、そもそも文章の意味も理解できない…。」

そんな状況の時は、最初から興味すら持てないはず。

このように、『ザイガニック効果』とは、読み手が興味を持って「あと少しで結末がわかりそう!早く知りたい!解決したい!」という欲求が生まれると効果的なのです。

つまり与えられる情報量が少なすぎたり、また興味が持てないような内容であった場合はこの効果は発揮されません。

どの情報を開示して、どの情報を与えないのか、そのさじ加減が重要となってきます。

注意点③ ザイガニック効果を多用する

注意点③ザイガニック効果を多用する

『ザイガニック効果』は、人の脳の仕組みを応用した効果的な心理学的手法ですが、多用すると面倒くさがられることも多いようです。

どれだけ先を読み進めても一向に結論がわからない記事だと、途中で飽きてしまうというもの。

また、話を張ったぶんだけ相手の期待値が上がってしまい、結論を読んだ途端に「なんだ、そんなもんか。」とがっかりさせてしまうなんてことも…。

例えばミステリアスな女性でも、何を聞いてもはっきりとした答えが得られないままだと、最初は強く興味を引かれても、ある段階で急にどうでもよくなったりします。

つまり『ザイガニック効果』も多用しすぎることで、相手の興味が離れてしまったり、あるいは逆に期待値が上がりすぎて結果を見てがっかりする、なんてことにもつながるようで、注意が必要です。

まとめ:脳の仕組みをうまく活用して、コピーライティングで読み手を引き込もう!

今回は、『ザイガニック効果』の特徴から、ライティングにおける使い方までご紹介しました。

実は、普段から様々なシーンで使われていることが多いこの『ザイガニック効果』。

もし、あなたがついつい「続きが気になる!」と思ってしまう漫画や小説、ドラマなどがあれば、実はこの『ザイガニック効果』がうまく活用されている例なのかもしれません。

このようにして、人の行動を左右させてしまうほどの威力をもつ『ザイガニック効果』ですが、コピーライティングで活用するには、注意も必要です。

ぜひ、今回お伝えしたポイントを意識して、

・ブログや記事に対する読者の滞在時間をもっと伸ばしたい!
・直帰率(特定のページを1ページ目の訪問とした場合の離脱率のこと)を下げたい!
・コピーライティングを通して読み手に特定の行動を促したい!

というお悩みの解決にお役立ていただければ幸いです。

そして、行動心理学は奥が深く、まだまだいろんな種類のものがあります。

ご興味があれば、ぜひ調べてみてください。