いま副業を中心に人気の仕事Webライター。
日夜取り組む人が増える一方、検索してみると“Webライター 闇”などと、どこか物騒な検索結果が…。
そう、じつはWebライター業界には、知らないとヤバい”闇”があるんです!
この事実を知らずに業界に飛び込んでしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれライター業を続けられなくなることにもなりかねません。
そこでこの記事では、Webライター未経験者・初心者向けに、ライティング業界に蔓延る闇、そしてその対策法を現役ライターである筆者がご紹介します!
「これから始めてみたいけど不安…」という方には必見の内容となっています。
筆者が陥った“闇案件の実体験”も赤裸々に公開しますので、ぜひ最後まで見てくださいね!
本記事における「Webライター」と「コピーライター」は同義として扱います。
厳密には異なる役割を持つこともありますが、本記事では“文章を書く仕事”という共通項から、同一として取り扱っております。
Webライター・コピーライター業界に潜む闇とは…?

昨今、副業を始める方が急増しています。
特にWeb関連の仕事は人気であり、なかでもパソコン一台でできるWebライターは、老若男女問わず支持を集めていますよね。
もれなく筆者も、始めやすさを重視してライターの道を選びました。
そんなWebライターは、特別なパイプがない限り、基本的に「クラウドソーシングサイト」から仕事をスタートさせていきます。
※クラウドソーシングサイト・・・ライターと企業を繋ぐ”マッチングアプリ”のようなもの

こうしたサービスがあることによって、はじめたばかりでも仕事に取り組めることはありがたいですよね!
ですが…、じつはここに罠が隠されているんです。
というのも、仕事を請け負いたい、なんとか報酬を得たいという意思を逆手にとった「低単価の搾取案件」が一部存在するからです。
本来、文章を書いて報酬を得るというのは、立派な“スキル提供”のビジネスです。
医師には診察・手術のスキルにお金が支払われるように、
プロスポーツ選手には技術に応じて年俸が支払われるように、
執筆した文章には、適正な対価が支払われるべきです。
にもかかわらず、「初心者だから」という理由で異常なまでに安く買いたたかれたり、そもそも報酬が支払われないまま終わってしまったりするケースがあります。
そして、そんな案件に当たってしまったライターも、

最初だから仕方ない。まずは経験だから…
と、ついその不利な条件を飲んでしまいます。
その結果、精神力や経済力の限界を迎えた方は、
Webライターなんて稼げない!
やっぱり詐欺ばっかり!
と思い込み道半ばで断念する結果に。。
あまり大っぴらに語られないものの、これこそがライター業界に潜む闇なのです。
Webライター初心者が狙われやすい?! 注意すべき『5つの闇案件フラグ』

前項では、ライター業界に蔓延(はびこ)る搾取案件について触れました。
しかし、誤解のないようにお伝えしておくと、当然すべての案件が悪徳というわけではありません!
適正な単価でしっかり報酬を支払ってくれ、良いお付き合いができる優良クライアントも多数存在します。
実際、筆者もクラウドソーシングで繋がったクライアントと良好な関係を築けていますし、そうした体験談も決して珍しい話ではありません。
ただ、光が強いほど闇は濃いもの。
信じられないほどひどいクライアントが潜んでいることもまた事実なのです!
しかも初心者のうちは「どの方が普通で、どの方がヤバいのか」の見極めができないため、“ハズレ”を引いてしまう可能性も自ずと高まります。。
そこでここからは!
自分の身を守るための、注意すべき闇案件フラグを5つほどご紹介します。
判断に迷った際の参考にできるよう、しっかりと確認していってくださいね。
※特に最後のフラグは要注意です!!
闇案件フラグ
① クライアントの評価が低い

「クラウドワークス」や「ランサーズ」などの大手クラウドソーシングサイトでは、クライアントの評価や実績を見ることができます。
その際、もしも以下のような特徴がある場合は要注意です。
- プロフィール情報がスカスカ or 不自然
- 会社概要・担当者名が明記されていない
- 他のライターからの評価が1〜2と低い
特に評価の低いクライアントは、過去にトラブルを起こしている可能性があります。
もちろん絶対ではありませんが、評価が低いクライアントは避けたほうが無難でしょう。
闇案件フラグ
② 作業量と単価が釣り合わない案件

クラウドソーシングサイトでのお仕事は、低単価なものだけではありません。
「えっ、こんなに高くていいの?!」
というくらい高単価の案件も正直存在します。
しかし、ここで注意です!
高単価案件の中には、実際に受けると業務領域が想定よりもかなり広く、激務を強いられる案件もあるのです。
また、なかには専門性が高く調べることに時間がかかってしまい、書く前の段階から疲弊してしまうパターンもあるでしょう。
それでは文字単価自体は高いとしても、決して割の良い仕事とは言えません。
なぜ高単価なのか?という報酬の理由を気にして見てみましょう。
闇案件フラグ
③ クラウドソーシングサイトから個人チャットに誘導される

クラウドソーシングサイトにおいてクライアントとライターは、原則的にサイト内のメッセージでやり取りをします。
しかし、稀に個人チャット(ChatworkやLINEなど)に誘導されることがあります。
理由は「連絡が取りやすいように」というケースがほとんどですが、じつはビジネス等の勧誘だった、というケースも少なくありません。
当たり前ですが、プラットフォームの監視が届かなくなる=トラブルになっても運営に仲介してもらえない状態になってしまいます!
個人チャットへ誘導された際は、十分に気をつけましょう。
闇案件フラグ
④ ライター側の自己負担で商品・サービスを促される

数ある案件のなかには「こちらのサイトに登録して、サービス内容のリサーチをしてください」と、サービスの登録を前提とする案件があります。
ただその中の一部には、登録すると自己負担で商品・サービスの購入を迫られ、報酬額よりも自己負担金額のほうが高くついてしまったという例も。
これでは無論、赤字です。
初期費用が少なくて始めやすいWebライターなのに、これでは元も子もないですよね。
自己負担があるかどうかの確認をして、結果マイナスになってしまわないように気を付けましょう。
闇案件フラグ
⑤ 募集内容を“不自然に”変更される

案件の応募後、もしも以下のようなやりとりが発生したら黄色…いや、赤信号です!
クライアント:「この案件はすでに締め切ってしまいました。代わりにこちらのLINEに登録して別案件を紹介しますね!」
このような流れで登録を進めると、実際には仕事ではなく高額セミナーや商材の勧誘が待っているケースが多数報告されています。
極々稀に本当に別案件を紹介してくれるケースもあるそうですが、ビッグフットやネッシーぐらいの希少性だと思ってください。
少なくとも筆者や周囲の体験では一見も聞いたことがありません。
ですので、基本的に上記の形で紹介された案件には登録しないことが望ましいでしょう。
以上が闇案件に見られる特徴です。パッと見ただけでもいくつもありビックリしてしまいますよね。
もしかすると「闇案件に携わってしまったらどうしよう。」と、必要以上に不安に感じられたかもしれません。。
ですが、大丈夫です!
ここからは、そんな闇案件を回避する対策法をお伝えしていきますので、しっかり読んでこれからのお仕事獲得の目安にしてくださいね!
初心者ライターが「闇案件」を回避するための対策

ここまで“闇案件”の危険性とその特徴を紹介してきました。
では、初心者がそれをどうやって回避すればよいのか?
ここからは、闇案件に引っかからないための具体的な対策法を3つほどご紹介します!
文字単価0.5円~1.0円の報酬範囲で選ぶ

はじめは一文字0.5円〜1.0円程度の案件を選ぶと良いでしょう。
このレンジの案件であれば、比較的書きやすくて専門性が少ないものが多いので、ライティングの経験を積んで行くのに丁度良いレベルです。
もちろん高単価案件は魅力的ですし、経験を積んでスキルが上がれば、1文字3円、5円、10円…あるいは1記事数万円という案件も狙えるようになります。
しかし、最初のうちは「安すぎず高すぎず」の現実的な案件がオススメです。
また、文字数もひとつの目安です。
スタート段階なら3,000文字ほど、もう少し慣れてきたら5,000文字くらいのものを選ぶと良いでしょう。
ここについてはタイピングの速度や慣れにも左右される部分なので、少なすぎず多すぎずの無理のない範囲を選ぶことを意識してみてください!
信頼できるクライアントか事前にプロフィールを確認する

基本的に大手のクラウドソーシングサイトでは、
- 発注数
- 評価実績
- 会社情報
など、クライアントの情報を見ることができます。
もしクライアント情報に何も記載がない場合は、かなり警戒する、もしくは避けても良いところでしょう。
サイト内での発注経験がある程度あり、かつライターからの評価が良い、またはリピートしている方がいるクライアントであれば安心です!
コミュニケーションを取り、クライアントを見極める

「よし、いろいろ確認した上で無事に応募できたぞ!」
となった後でも油断大敵です。
クライアントを見極める材料は、実際に仕事をしていく中で出てくることもあります。
たとえば、”返信が極端に遅い”などがよくあるケースです。
案件を受託したきり何日も連絡がこないと、コミュニケーションが取れないばかりでなく、お仕事が進まず困ってしまいますよね。
筆者も以前、クラウドソーシングサイトでマッチングして喜んでいたのですが、「後ほど連絡します」と言ったきり連絡が途絶えた方がいました。
はたしてどこへ行ってしまったのか・・・笑
少し心配になる気持ちもありましたが、やる気まんまんで待っていたからこそ、落胆が激しかったのを覚えています。
メッセージでやりとりをして、誠実な方かどうかを見極めることも大切です!
上記を参考に、案件を受ける前・受けた後もしっかりとクライアントを見極めて行きましょう。
またそれと同時に、絶対に忘れてはいけないことが、先方(クライアント)もこちらを見極めているということです。
それこそ返信が遅くないからと安心した後、逆にこちらの返信が滞っていては、向こうからの印象は最悪です。
9割9分、リピート依頼は来ません。
ですので、クライアントを見極めつつも、自分も相手に不信感を与えていないかを必ず意識しましょう!
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいています!
筆者が実際に受けてしまった闇案件【体験談】

ここまでに色々お伝えしてきましたが、その背景には、いまこの記事を読んでくれているあなたに闇案件に引っかからないでほしいという想いがあります。
なぜなら、筆者自身が過去、痛い目に遭っているからです。。
ライター活動をはじめた当時。
とあるクラウドソーシングサイトで、【一記事3,000円】というお仕事をいただきました。
ほぼ未経験ということもあり、とにかく形にしたいと思い意気込んでいました。
なんとか記事執筆を終え、さあ納品というタイミングで
「画像選定・制作もお願いします」との追加依頼が。
当時は画像選定の経験がなかったため、非常に困惑しました。。
もちろん、報酬額がアップしたり継続案件に繋がったりするのであれば、追加案件を請け負うメリットは多々あります。
ですが、当然作業時間はプラスでかかる上に、仕事内容が追加されたにもかかわらず契約金額が据え置きのままでは、実質半額以下の報酬になってしまうのです。
そして、この際の報酬は据え置きでした。。
悩んだ末に結局この時はお断りを入れることに。
その結果、「他のライターさんはやってくれるのに…」と嫌なことを言われ、とても気持ちが落ち込みました。。
筆者はなんとか立ち直ることができましたが、きっとそんな体験が大きなブレーキになってしまう人もいると思います。
せっかく心に決めて挑んだのに追い詰められて断念してしまう・・・
そんなことにならないために、という注意喚起も込めてこの記事を執筆しました。
もしわずかでもいまご覧のあなたの力になってくれていれば幸いです。
まとめ:闇案件を回避する最善策!それは…

本記事では「Webライター業界の闇」をお伝えしてきましたが、今回挙げた例は氷山の一角にすぎません。
表面化されていない、”ヒトコワレベル”の酷い事例もあることでしょう。。
ただ、お伝えしたように、
・文字単価
・必要文字数
・スムーズな対応
・コミュニケーション
などに気を付けていけば、ある程度は安全にお仕事ができるはずです。
ぜひ怖がりすぎず、一歩踏み出してみてくださいね!
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「Webライターの闇」に関するよくある質問

よくある質問①
Webライターになるにはスマホだけでも大丈夫ですか?
今すぐでなくとも、パソコンはあったほうが良いでしょう。
文字数が少ない案件ならスマホでも十分ですが、数千〜数万文字の文章を打つことは至難の業です。
作業効率、スピード、疲労感、対応幅…
すべてにおいて、スマホよりもパソコンに軍配が上がるでしょう。
ですが、性能自体は低くとも問題ないので、もし新調するとしても特別こだわりがあるわけではないのなら、安価で手頃なものを選ぶことをオススメします!
よくある質問②
Webライターの仕事はどんなものがありますか?
SEO記事執筆が中心となります!
Webライターの定義により異なりますが、Web媒体でのライティングを指すとすると、
・SEO記事
・オウンドメディア記事
・コラム・エッセイ
・SNSコンテンツ制作
などが挙げられます
よくある質問③
Webライターはどんな人が向いていますか?
書くことが苦ではない人なら誰でも向いています!
厳密に言えば、さまざまな観点から向き不向きが考えられますが、同様にWebライティングの仕事はさまざま存在します。
つまり、自分によりあったフィールドを選べるため、続きやすい、成果が出しやすいライティング案件を選ぶことができるのです!
しかし、“文章を書くこと”自体は全てに共通します。そのためライティングそのものが苦であれば向いていないと言えるでしょう。
反対に、ライティング自体が苦でなければ、誰にでもチャンスがある仕事です!