いざコピーライターとして始動したいと考えていても、そもそもどうやってライティングの仕事を受注すればいいのかわからないですよね。
筆者もライター業界に入る前は「どうやってクライアントを見つけて仕事を受注するんだろう?」と疑問しかありませんでした。
しかし、じつはプロアマ問わず、初心者ライターでも仕事を獲得できる方法があります。
それは・・・『クラウドソーシング』です。
クラウドソーシングを活用すれば初心者ライターでも、収入を得つつ実績をつくることができます。
実際に数多くのコピーライターたちが、クラウドソーシングを介して仕事を受注し、経験と実績を積み上げてきました。
そこでこの記事では、“仕事受注の第一歩目”といっても過言ではない、クラウドソーシングを介したライティング案件の獲得方法を伝授します。
クラウドソーシングとは?
インターネット上でたびたび話題となる「クラウドソーシング」。
そもそもクラウドソーシングとは、一体どのようなものを指すのでしょうか。
今さら聞けない「クラウドソーシング」って?
クラウドソーシングについて、総務省では以下のように説明しています。
引用:総務省|平成30年版 情報通信白書|クラウドソーシングの広がり
つまりは、
“ 発注者が不特定多数にむけてその業務をアウトソーシング(外注)して、マッチングがかなった相手に仕事の依頼をする ”
ということです。
業務をアウトソーシングしたい発注者側と、仕事がほしい受託者側とをマッチングさせる役割をはたしているのが、クラウドソーシングなのです。
クラウドソーシングの仕組み
クラウドソーシングは、専用サイトに登録して利用することで、誰でも仕事を探すことができます。
たとえばSNSや募集広告などをみて、企業に直接コンタクトを取り営業を掛けるという手段は、初心者であればあるほどハードルの高い行為です。
しかしクラウドソーシングならば、自宅にいながらスマホひとつでスキマ時間に案件探しができます。
しかも、数多くの仕事から自身がやりたい仕事・ジャンルを選ぶことができるのです。
クラウドソーシングは、一連の流れ“発注→受託→コンタクト→納品→報酬支払がひとつのサイト内で完結している!
なお、報酬支払は、他の支払いサイトを経由しておこなわれる場合があります。
さらには、案件ごとにタスク管理がしやすかったり、期日が近づくとサイトから通知が入る機能もあったりと、複数の案件を同時進行していたとしても、進捗管理がしやすい設計となっています。
クラウドソーシングで出回る「職種」
クラウドソーシングで取引のある職種は、多岐にわたります。
- Web制作・運用
- デザイン制作
- ライティング・校正
- システム開発・運用
- 翻訳・通訳
- 映像制作
- SEO記事制作
- アニメーション
- ナレーション
- 企画・営業
- マーケティング
- コーチング etc…
上記以外にもそれぞれのサイトにより、さらに多様な職種が存在します。
あらゆるジャンルの中から、誰しもが自分のやりたい仕事を選択することができるのです。
コピーライターがクラウドソーシングを活用する理由
そもそもなぜ、コピーライターはクラウドソーシングを活用するのでしょうか。
ここからはプロアマ問わず需要の高いクラウドソーシングの使い勝手をご紹介します。
初心者ライターでも案件獲得がかなう
サイト上で出回る案件は“経験者優遇”もあれば、“初心者歓迎”と明記されているものもあります。
初心者歓迎であればその分、報酬は安価になる傾向にありますが、下記項目が充実している場合があり初心者ライターでも受注しやすいです。
筆者もはじめて受けた仕事は上記が備わっていて、気持ちは不安ながらも基本的には迷わずライティングすることができました。
もちろん、マニュアルが完備されていない案件でもクライアントへヒアリングを行い、不明点は放置せずに確認をすれば、問題なくライティングすることはできます。
ただ、マニュアルが完備されていたりフィードバックがあると初心者ライターにとってはありがたく、そして心強いはずです。
仕事詳細ページに上記は掲載されていることがほとんどですので、受注する前にチェックするようにしましょう。
実績が積める
初心者ライターであっても、完成した記事を納品すればそこでひとつの実績がうまれます。
サイト上では、実績件数や評価がマイページ上で公開され、クライアント側が仕事を依頼するうえでの、判断基準のひとつになります。
実践で学びつつ実績も作ることができ、さらには報酬も受け取れるのです。
これはいわゆる一石二鳥ならぬ、“一石三鳥”ですね。
副業でも受注やすい
副業者やスキマ時間に仕事を入れたい人にとっても、クラウドソーシングは有効な手段です。
そんな人には、単発の案件がおすすめ。
単発の依頼なのか、継続的に依頼が続く案件なのか、という部分は仕事の詳細ページを確認すると分かります。
もし記載がなく不明であれば、クライアントへ問い合わせてみましょう。
初心者〜中級者ライターにおすすめのクラウドソーシングサイト【7選】
ここからは、特にライターにおすすめとなる7つのクラウドソーシングサイトについてご紹介していきます。
各サイトにはそれぞれの特徴があるため、お伝えする内容で違いを確認し、活用するサイトを決めるための参考にしていただければ幸いです。
その1:ランサーズ(Lancers)
ランサーズはライティング案件が豊富で、プロジェクト形式であれば自ら提案営業をかけたり、直接クライアントにメッセージを送って営業をかけることもできます。
ライター案件 | 645件 |
報酬 | 現金振込 |
利用料 | 報酬の16.5% |
依頼形式 | コンペ・タスク・プロジェクト・求人 |
ライター案件だけでも、SEO・シナリオ・コラム・書籍原稿書きなど、さまざまな仕事を選ぶことができます。
引用:ランサーズ公式
引用:ランサーズ公式
引用:ランサーズ公式
上記のように報酬額は文字単価で決まる案件が多くありますが、なかには固定額で提示された仕事もあります。
もしおおよその文字単価を知りたいときは、以下の計算方法で確認ができます。
文字単価(1文字あたりの単価) = 報酬額2 ÷ 文字数 |
またランサーズには独自のランク制度があり、最高ランクの呼称は「認定ランサー」です。
最高ランクの称号を得られれば、クライアントからの信頼獲得にもつながります。
引用:ランサーズ公式
そしてサポートについては、24時間365日対応しています。
筆者が経験したなかで、相手から悪質なメッセージが届いた直後、ランサーズ側が即座にキャッチし、以降はコンタクトが取れないように対応をしてくれました。
こちらは当時のメッセージ画面です。
このときの相手からのメッセージ内容は不明のままですが、どのような内容にしろ驚くほど素早い対応のおかげで、トラブルに巻き込まれずに済みました。
別件でも、プロジェクトが開始した直後にクライアント側が規約違反をしたらしく、筆者が気づいたときには“クライアントが強制退会させられていた”という経験もあります。
サイト側のフォロー体制が充実しているとトラブルに巻き込まれる心配も減りますね。
その2:クラウドワークス
会員登録数もさることながら、ライター関連の案件数は2千件を越えており、国内最大級クラスのクラウドソーシングサイトがクラウドワークスです。
ライター案件 | 2,197件 |
報酬 | 現金振込 |
利用料 | 報酬の5〜20% |
依頼形式 | コンペ・タスク・プロジェクト |
ライティング一つをとってみても多様な内容の仕事があるので、自分のスキルとやりたいこととマッチした案件を見つけてみてください。
引用:クラウドワークス公式
引用:クラウドワークス公式
引用:クラウドワークス公式
またサポート体制が充実しており、クライアントの違反行為を24時間体制で監視、悪質なメッセージを非表示にする機能や、利用規約違反の取り締まりの強化などがあります。
ワーカー側が安心できる環境づくりをしてくれています。
引用:クラウドワークス公式
クラウドワークスでは「PRO Cloud Worker」というランクが設けられています。
独自に定められた認定審査を通過したワーカーが得られる称号となり、認定されれば報酬アップのチャンスにつながります。
その3:ココナラ
ココナラはワーカー自身のスキルを売りに出し、誰しもが売買できるスキルマーケットを展開しているクラウドソーシングサイトです。
ライター自身の知識・スキルをパッケージにして出品することで、クライアントからオファーがきます。
もっともビギナーだと「スキルを出品するなんてまだ早いよ…」と思うかもしれませんが、ある程度の実績が積み上がってから売りに出すという方法もあります。
引用:ココナラ公式
引用:ココナラ公式
引用:ココナラ公式
スキルの売買がメインのココナラですが、クライアントから声が掛からなければ仕事は入ってこないため、フリーランスの場合は他のクラウドソーシングサイトと併用して活用していくことが望ましいです。
形式 | スキルの売買 ※ライター案件とは別 |
ライター案件 | 42件 |
報酬 | 現金振込 |
利用料 | 販売額の22%(+有料オプションあり) |
引用:ココナラ公式
引用:ココナラ公式
引用:ココナラ公式
引用:ココナラ公式
ココナラでは「PRO認定制度」を設けています。
独自で定めた認定基準をクリアしたワーカーに与えられる称号です。
上記の2サイトのランク制度と異なる点としては、ワーカー自身で、PRO認定制度へのエントリーが可能ということです。
エントリー内容は、ココナラ内外での活動経歴を提示できます。
その4:ライターステーション
ライターステーションは、その名のとおり、ライティング案件を専門に扱うクラウドソーシングサイトです。
経験の有無は問わず、未経験者でも「ライティングをしたい!」と思いのある人を受け入れる体制が整っており、初心者~中級者ライターにとってありがたいサイトです。
ライター案件 | ライターステーション編集部からの依頼 |
報酬 | 現金振込 |
依頼形式 | パッケージ |
ただし、会員登録後にライターステーション独自のテストライティングを受けなければなりません。
また他のクラウドソーシングサイトと異なる点として、スキルなどを登録すると“ライターステーション編集部から仕事の依頼が直接入る”仕組みとなっています。
ライターステーションの自社案件とのくくりで「発注~報酬支払」までをライターステーション編集部が取り仕切っています。
引用:ライターステーション公式
下記の画像は参考事例ですが、まとまった金額で案件を提示してくれるようですので、一案件で高額な報酬が割り振られる可能性があります。
引用:ライターステーション公式
ただし、報酬額だけが提示されていると、他の案件と比較したときに「どちらのほうが高収入なのか」が見えにくくなります。
なぜならば、案件ごとにライティングする“文字数”が異なるからです。
そのためオファーがかかった際には、1文字あたりいくらになるのかを計算することをおすすめします。
文字単価(1文字あたりの単価) = 報酬額 ÷ 文字数 |
サポート体制については、ライティングスキルをもった編集スタッフがライティングに必要なテクニックを指導してくれます。
その5:シュフティ
シュフティ(shufti)は「主婦で在宅ワーカー」をターゲットとしたクラウドソーシングサイトです。
ライター案件 | 361件 |
報酬 | 現金振込 |
利用料 | 報酬の10%(+有料オプションあり) |
依頼形式 | プロジェクト・タスク |
単価についてはライターステーションと同様に、文字単価の記載がありません。
なお文字単価を知りたい場合は、以下の計算方法で目安を算出してみてください。
文字単価(1文字あたりの単価) = 報酬額 ÷ 文字数 |
引用:シュフティ
引用:シュフティ
引用:シュフティ
またサポート体制は、他サイトと同様にメール問い合わせですが、シュフティのQ&Aを見ると「規約違反に対してはすべてを完璧に見ることができない」との記載がありました。
もちろん、規約違反行為はワーカー自身でも感知しなくてはなりませんが、サイト側が拾い上げられないときは、ワーカー側で気づいてトラブルに巻き込まれないようにしなければなりません。
その6:Shinobiライティング
Shinobiライティングは、ライティング案件を専門に扱うクラウドソーシングサイトです。
エントリーしたい仕事に記事を投稿すると、審査が入り投稿した記事が採用されると報酬を得られる仕組みとなります。
ライター案件 | 10件前後 |
報酬 | ポイント制 |
依頼形式 | アンケートなど |
上表のとおり案件数が少なく、稼ぎたい人には物足りなさがありますが、ちょこっと稼ぎたい人向けのサイトとの印象を受けました。
獲得したポイントは、現金やギフトコードに交換が可能です。
引用:Shinobiライティング公式
その7:サグーワークス(サグーライティング)
サグーワークスも、ライティング案件を専門とするクラウドソーシングサイトです。
ライター案件 | 78件 |
報酬 | ポイント制 |
利用料 | 報酬の10%(+有料オプションあり) |
依頼形式 | タスク |
報酬ポイントの累計が上がるほどにレベルがアップします。
引用:サグーワークス公式
サグーワークスのテストに合格したライターは、ランクが「プラチナ」となり、個別に仕事のオファーがもらえる仕組みとなっています。
引用:サグーワークス公式
そして報酬も上がる分、高いライティングスキルなどが求められますが、運営事務局からのサポートとオファーが受けられます。
引用:サグーワークス公式
コピーライターとしてクラウドソーシングサイトで仕事に取り組む方法
前項では、おすすめのクラウドソーシングサイトをご紹介しました。
目星のクラウドソーシングサイトを見つけたら、次のステップとして会員登録の手続きを行います。
会員登録の手続きはアカウント作成以外にも、プロフィール作成や口座登録などの手続きもあります。
仕事探しまで、あと少しです!
会員登録
まずは、会員登録をしたいクラウドソーシングサイトにアクセスして、アカウントを作成します。
どのクラウドソーシングサイトでも、会員登録をしないことには利用できません。
※ここからは、クラウドワークスを例にしてご説明します
引用:クラウドワークス公式
入力する項目は「公開」される情報と、「非公開」情報とに分かれる!
プロフィール
つぎに、マイページに反映されるプロフィール作成をします。
入力した項目は「必須」と「任意」とがあり、こちらも「公開」される情報と「非公開」となる情報とに分かれます。
「自己PR」欄については、次項で詳しくお伝えしています。
自己PR
「自己PR」は、不特定多数に対して『はじめまして!わたしはこういう者です!』と伝えるための文面です。
特にクラウドソーシングでは対面(オフライン)で接する機会が少ないため、言葉だけで自分の人となり・スキルを伝える必要があります。
そのため、丁寧な言葉づかいで、どのような文章であれば自身のことをアピールできるのか、よく吟味して書くようにしましょう。
また、以下の情報を記載しておけば、クライアント側が仕事を依頼するうえでの判断基準となるでしょう。
それでも『書き方が分からない!』と嘆く人もいると思います。
そんなときは、すでに会員登録されている実績のある評価の高いワーカーの自己PRを参考にしてみてください。
かくいう筆者もはじめのうちは高評価ワーカーのマイページをとにかく見て参考にしました。
ただし、テンプレートを使うように丸写しにすることは厳禁です。
あくまでも参考とし、オリジナル文章であることを心がけてください。
そして自己PRのさいごにアイコン画像、スキル、資格情報、ポートフォリオで公開できるライティング実績があれば登録をします。
登録した情報はすぐに、マイページにどのように反映されているか確認をしよう!
完成されたマイページでは、自身の情報がどのようなかたちで人の目に触れ、誤字脱字はないかなどを“完成”した状態でかならずチェックしましょう。
・公開された内容に誤りはないか
・不足の情報はないか
・文章の語尾や言い回しがおかしくないか
銀行口座の登録
つぎに、銀行口座を登録します。
銀行口座は、クラウドソーシングサイトからの報酬が振り込まれる際に必要です。
開業する場合は、事業用と私用とで銀行口座を分けた方が良い!
特に個人事業主として開業している人は、事業用口座を用意してクラウドソーシングサイトに登録をした方が良いでしょう。
理由としては残高・入出金管理において、事業用と私用の入出金がひとつの口座で混合してしまうと管理がしづらくなってしまうからです。
じつは筆者も開業を機に事業用の口座開設を試みました。
しかし…
近年、個人事業用の新規口座開設は銀行側もとくに慎重になっています。
実際、二社のメガバンクと1社の地方銀行に問い合わせましたが、必要書類の『開業届の控え』に「屋号の記載がなければ追加書類の提出が必要で、屋号のない開業の場合は審査が通りづらくなる」と言われました。
また、屋号ありの場合でも審査に時間を要するとのことです。
そのため、新規開設はあきらめて私用口座を事業用に切り替えて使っています。
事業用口座の新規開設を検討される場合は、事前に銀行へ相談をして必要書類の準備と前もっての手続きをおすすめします。
クラウドソーシングサイトを活用する上での注意点
クラウドソーシングは相手の人となりが見えにくいので、仕事を受注したあとにトラブルに発展することがあります。
もちろん、トラブルにならない常識的なクライアントもたくさんいます。
しかし中には、ワーカーが困り果ててしまうようなクライアントもいるのです。
パソコンやスマートフォン片手に仕事ができる手軽さがある反面、互いの姿や考えが見えづらく、どんな人でも利用することができてしまうという、危うい面があるということも忘れないでください。
そこで本セクションでは、クライアントを見極めるためのいくつかのポイントと、相談先についてお伝えします。
発注数と評価
プロジェクトなどで提案営業したい仕事を見つけたら、発注元のクライアントのマイページを確認しにいきます。
おおよそ、どのサイトも「発注数」と「過去の取引評価」を掲載しています。
過去に何件の取引を行っていて、評価は良いのか、あるいは悪い評価が目立つのかを確認し、ほかの記載事項でも気になる点がないかをチェックしましょう。
引用:ランサーズ公式
とくに初心者ライターは、過去の実績が豊富で高評価、かつ初心者歓迎フラグがあるクライアントとの取引であるほうがなにかと安心!
サイト外取引
クラウドソーシングサイトでは、基本的にサイト外取引を禁止しています。
しかし、クライアントからの打診で「どうしてもサイト外で連絡を取りたい」と相談が入ることも珍しくありません。
そんなときは、ワーカー側が承諾をしたうえで、各サイトでの所定の手続きを踏めばメールアドレスなどをクライアントに提示できる場合があります。
ただ、サイト外で連絡を取り合っている中で“規約違反行為を受けた”という話をよく耳にします。
もしそのような行為を受けたときにはサイトへの通報や、後ほどお伝えをするフリーランス110番窓口などに相談が可能です。
相手の言動に不安を感じたり違反行為を受けたときにはひとりで解決しようとせず、所定の窓口へ相談するようにしましょう。
実績のないクライアントからの直接連絡
まれに、実績件数ゼロ・マイページの内容も空っぽなクライアントから、サイト内のメッセージを通してオファーが入ることがあります。
たとえ『〇〇のライティングをしてもらいたい』と言われてもすぐに受けず、一度クライアント側のマイページを見にいきましょう。
相手方の実態の確認が取れないときは、仕事の詳細(単価・文字数・依頼日・納期・どのジャンルのライティングなど)を細かく確認しましょう。
筆者が同様の連絡を受けたときは、上記のことを返信して諸々の詳細を伺ってみたらメッセージに既読はつきましたが、二度と返信がありませんでした。
判断はケースバイケースとなりますが、同様な連絡すべてが疑わしいというわけではありません。
本当に取引をしても大丈夫なのか、自身でよく確認をして判断するようにしましょう。
トラブルに巻き込まれた!相談窓口ってあるの?
フリーランスや個人事業主は、ひとり孤独に仕事をすることがほとんどです。
例えばこのような、ひとりでは対処しきれない事案が発生するケースがあります。
- 記事を納品したのに報酬が支払われない
- 納品後に相手が音信不通になってしまった
- 連絡を取っているなかで、物品購入や会員登録をすすめられた etc…
そんなときは『慌てず・焦らず・抱え込まず』まずは相談できる窓口へ連絡を取りましょう。
基本的にクラウドソーシングサイトには、問い合わせ窓口や通報窓口が設けられていますので、トラブルが起きた場合はそこに連絡をします。
そのときに、時系列で説明をし、実際に送られてきたメッセージがあればその文言を書くなどすると話が伝わりやすくなります。
引用:フリーランス・トラブル110番【厚生労働省委託事業・第二東京弁護士会運営】
また、もしサイト側では解決できない問題や「弁護士さんにも相談したい…」と思うようなトラブルに対応してもらえる『フリーランス・トラブル110番』という政府公認のフリーランスのかけ込み寺も存在します。
大きなトラブルはひとりで解決しようとせず、迷わず専門家に相談してみましょう。
まとめ:クラウドソーシングを安全に利用して実績をつくろう!
今回はクラウドソーシングについてと、おすすめのサイト7つをご紹介しました。
ライティングの仕事は、とにもかくにも実践を経験して文章を書いて慣れることが一番の近道です。
また、仕事を受注していくうえでの注意事項もお伝えしました。
なかには不安になるような話もありましたが、クラウドソーシングを利用する以上は良し悪しの両面を理解しておきましょう。
そして、自分自身がトラブルに巻き込まれないためにも安全な取引ができるよう心がけてください。
クラウドソーシングをうまく活用して実績をつくり、さらに上のライティングができるコピーライターを目指していきましょう。
あなたのコピーライター人生が、より豊かなものになりますように・・・