「いまから、あなたの体験談を自由に書いてください。」
この一文だけ書かれた紙が、いま目の前に置かれている状況を想像してみてください。
あなたはこの課題に対して、どういった文体を想定して書き始めますか?
「~です/~ます」
「~だ/~する/~である」
多くの方がこの2つの文体で迷うはずですが、なんとなくの感覚で選ぶという方や、自分が書きやすい文体を選ぶという方は、文体に対する認識を改める必要性があるかもしれません…。
結論からお伝えすると、「です・ます調」と「だ・である調」どちらの文体が適しているかについては、
一定の判断基準が存在しており、セオリーに準じた選択が必要です。
また、文体の混在は読み手に混乱を与えるため、一貫性を保つことが文章を書くうえでの基本的なルールとされています。
要するに、文体は感覚的、あるいは書き手都合で選択するものではなく、
『いつ、どこで、だれに、なんのために、どのように読まれる文章であるか』を踏まえた上で、ロジカルに決めるものなのです。
そこで本記事では【TPOに応じた良識的な文章を書きたい】という方に向けて「です・ます調」と「だ・である調」の双方を比較しながら文体の解説をすすめていきます。
・「です・ます調」と「だ・である調」の違い
・「です・ます調」と「だ・である調」の使い分け
・それぞれの注意点
文体への理解を深めることで、読み手への配慮が行き届いたハイクオリティな文章をつくる一助となれば幸いです。
「です・ます調」と「だ・である調」の違い
まずは、「です・ます調」と「だ・である調」のアウトラインを明確にするために、それぞれがどういったものであるかを改めて確認しておきましょう。
「です・ます調」とは
「です・ます調」とは、文字通り「です」「ます」で締めくくる文体です。
正式名称は「敬体」といいます。
以下に、です・ます調を一覧にしてまとめました。
意味 | 例文 |
---|---|
断定 | 〜です |
否定 | ~ではありません |
意思表示 | ~します/~しません |
疑問、提案 | ~でしょうか?/~ですか?/~しますか? |
推測 | ~でしょう/~かもしれません |
過去 | ~でした/~しました |
確認(念押し) | ~ですよね/~しますよね |
呼びかけ | ~しましょう/~ください/~しませんか |
一般的には丁寧語と呼称されることが多いのですが、丁寧語というのはあくまで広いくくりの定義であるため、文末に特化した丁寧語=敬体と捉えてください。
また、「です・ます調」つまり敬体の最大の特徴はというと、その字義から察せられるように、読み手の心象に配慮した丁寧な表現であること。
礼儀正しさとやわらかさを演出できるため、”文章を読む”という行為に対する抵抗感が軽減されます。
つまり、読み手にとっては親しみやすく、読みやすい文体というわけです。
読み手や状況を選ばず、いかなるシチュエーションでも使える表現であるため、不特定多数の対象に向けて文章を書くときに適しています。
なお、まさにいまご覧のこの記事も「です・ます調」で執筆しています。
1 丁寧な語り口であるため、伝えやすく、読みやすい
2 いかなる状況下でも読み手にストレスを与えることなく、良好なコミュニケーションが成立する
「だ・である調」とは
「だ・である調」は、「〜だ」「〜である」で締めくくる文体です。
正しくは「常体」といいます。
以下に、だ・である調を一覧にしてまとめました。
意味 | 例文 |
---|---|
断定 | ~だ/~である |
否定 | ~でない/~ならない/~ならぬ |
意思表示 | ~する/~しない/~せぬ |
疑問、提案 | ~だろうか?/~か? |
推測 | ~だろう/~であろう/~かもしれない |
過去 | ~だった/~した |
確認(念押し) | ~ではないか/~だろう |
呼びかけ | ~しよう/~せよ |
一覧からも見て取れるように「だ・である調」つまり常体はストレートな表現であるため簡潔明瞭で、なおかつ文章に威厳や説得力を与えることができます。
ただ、ここで誤解なきようお伝えしたいのですが、敬体が読み手に配慮した表現であるのならば、常体が読み手を軽視する表現であるかというとそうではありません。
場合によっては読み手に対して上から目線だと捉えられるケースもありますが(後ほど解説します)、常体の本質は「情報伝達」の一点に集約されています。
つまり常体は、不要な表現を極力省き、情報を的確に伝えることに一点集中した文体であるといえます。
1 簡潔明瞭に情報を伝えられる、あるいは受け取れる
2 威厳、説得力が加わる
「です・ます調」と「だ・である調」についてこまごまと説明してきましたので、ここでかんたんにおさらいしましょう。
「敬体」ともいう
丁寧でやわらかいイメージ
読み心地がよい
読んでもらうことが目的
「常体」ともいう
厳格なイメージで説得力がある
要点をとらえやすい
伝えることが目的
「です・ます調」が適している場面
前項で「です・ます調」は読んでもらうことを意図としているともお伝えしたように、読み手に語りかける場面での使用がふさわしいとされています。
読者のなかには感覚的で腑に落ちない、という方もいらっしゃるでしょう。
ご自身の文章スキルにしっかり落とし込んでいただくために、「です・ます調」が好まれる場面を3つ、具体例としてご紹介します。
1 ビジネスメール
2 学習テキスト、説明書
3 Web記事、SEO記事
ビジネスメール
社内・社外を問わず、ビジネスメールは「です・ます調」に文体を統一しましょう。
実例として、下記のメール文をご覧ください。
このメールを「だ・である調」にすると…
いかがでしょう。
もしあなたが上司からこんなメールを受け取ったとしたら、萎縮してしまいますよね…
部下や同僚から送られてきたメールだとしても、困惑してしまうでしょう。
ビジネスといえど、「要点が伝われば全てよし」というわけではありませんし、ましてや組織にはさまざまな立場、役職があります。
社外向けであれば、読み手は取引先や一般の消費者であり、より一層の配慮が求められますよね。
どの視点からみても、高圧的な印象を抱かれやすい常体をビジネスで用いることにはデメリットしかありません…
実例の比較からも明らかなように、あらゆる立場の人と関わりあうビジネスにおいて「です・ます調」がふさわしい文体であることは一目瞭然だといえるでしょう。
学習テキスト、説明書
一般的に、教科書や教本といった学習テキスト、説明書の文体は「です・ます調」が好ましいとされています。
「だ・である調」の説明文はまるで個人的なメモ書きであるかのようですね。
一方、「です・ます調」は読み手に紅茶の淹れ方にまつわる対話であることがうかがえます。
となるとやはり、説明を受けていると感じられるのは敬体の説明文ではないでしょうか?
とはいえ、実は例外もあります。
先ほど「学習テキストと説明書は敬体が”好ましい”」とお伝えしたように、敬体が絶対だとは一概に言い切れないケースもあるのです。
たとえば、小学生の教科書は言語教育の観点から敬体で統一されていますが、情報量が多く、学習レベルの高い中学以降の教科書は常体で統一されるようになります。
社会人向けの教本にしても、書籍によって文体はさまざまですよね。
このように、ジャンルや専門レベル、読み手になにを求めるかによって、ふさわしい文体は変わってきます。
そのため、学習テキストと説明書は絶対に敬体でなければならない、というわけではありません。
ただ、自分に向けて語りかけられていると感じる文体は敬体と常体のどちらであるかというと、前者に軍配が上がることも事実です。
そのため、一般ユーザー向けの教科書や教本、説明書は敬体を選択(専門性が高い場合は常体も想定)という認識が最適解といえるでしょう。
Web記事、SEO記事
インターネットに掲載される文章は、(有料サービス、フィルタリングを除いて)誰でもかんたんに閲覧することができる。
つまり、ネット上の文章には不特定多数の読み手がいる。
・年齢
・ジェンダー
・職業
・価値観
・思想
・生活環境
・家族構成
・趣味
・社会的地位 など…
もはや挙げればキリがないだろう。
加えて、対象を問わず読みやすい文章でなくては記事としての体(てい)を為さないとするならば、おのずと敬体に限定される。
・・・・
本項目を常体で説明してみたのですが、あなたはこの記事を読んでどのように感じましたか?
このように感じた方も多いのではないでしょうか?
手軽にアクセスできる文章のなかでも特に、Web記事やSEO記事は世間一般の幅広い層に読了してもらうことを目的としています。
広く深く受け入れられる記事の絶対条件は、読み手の親近感や共感を得やすい文章であること。
端的にいえば、好感度の高い文章であることが必須なのです。
ここでもうひとつ、実例をご覧ください。
▼「です・ます調」実例(おでかけスポット紹介記事)
▼「だ・である調」変換例(おすすめ観光地紹介記事)
「だ・である調」の記事は、どうにも一方的で上から目線な印象がぬぐえません…
また、おでかけ情報というわくわくするようなテーマと文体の雰囲気がそぐわない印象も受けます。
当然、「だ・である調」よりも「です・ます調」の記事の方が、違和感もありませんし、軽い気持ちで最後まで読みすすめられそうですよね。
比較からもわかるように、万人の共感や賛同を求めるWeb記事・SEO記事はやはり、親しみやすくやわらかな敬体が適しているといえます。
「だ・である調」が適している場面
「だ・である調」が好まれるのは総じて、端的に要点を伝える必要がある場合です。
ここからは「だ・である調」が好まれる場面を3つ、具体例としてご紹介します。
1 新聞記事、ニュース記事
2 論文、レポート
3 箇条書き、作業マニュアル、チェックリスト
新聞記事、ニュース記事
新聞記事とニュース記事が断定表現である「だ・である調」に統一されているのには、主に3つの理由があります。
・文字数を最小限に抑えるため
・説得力をもたせるため
・書き手の存在を打ち消すため
詳しく説明するにあたり、下記の新聞記事実例を読み比べてください。
▼「だ・である調」新聞記事実例
▼「です・ます調」変換例
まず、新聞1紙の情報量は文庫本2~3冊分に等しく、なおかつ現代人が新聞記事を読む時間は長くて20分だと言われています(※)。
もしもあなたが、文庫本2、3冊分の情報量を20分以内で読める文章にして伝えなければならない状況に直面したら…
おそらく、可能な限り端的な表現を選ぶでしょう。
次に説得力のほどはというと、「です・ます調」の記事を単体でみた場合、大きな違和感はないものの、「だ・である調」と比較してみると、穏やかな語り口である印象が強く、やや緊迫感に欠けてしまいます。
また、「です・ます調」の記事は「だれかが情報を話している」ような感覚を覚えますよね。
客観的かつ中立的に情報を伝える必要があるならば、読み手が書き手の存在を感じるような文体は好ましいとは言えません。
これらの理由により、新聞記事やニュース記事は「だ・である調」が基本文体とされています。
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《余談ですが…》
実は、ネット上には「です・ます調」のニュース記事も多く見受けられます。
ただその場合、アナウンサーのニュース原稿をそのまま掲載しているテレビ局のニュース記事であったり、新聞記者ではないライターの記事であることがほとんどです。
(もちろん、ニュースの内容によって文体が変わることもあります。)
▼「です・ます調」ニュース記事一例
引用:Yahooニュース サム・アルトマン氏 マイクロソフトに入社へ
※日本経済新聞や朝日新聞、産経新聞などの各新聞社のサイトに掲載されているニュース記事は、従来通り「だ・である調」に統一されています。
論文、レポート
論文やレポートは説得力を感じさせるようなものでなくてはなりません。
また、理論、仮説、根拠、結論を端的に提示する必要もあります。
そのため、論文やレポートは「だ・である調」が適しているとされています。
▼「だ・である調」論文実例
▼「です・ます調」変換例
論文やレポートの評価基準は、読み手への共感でも親しみやすさでもありません。
「なにをもって、どのように理論を打ち立て、どう証明するか」に尽きます。
さらにいうと、論文やレポートは文字数があらかじめ決められていることがほとんどです。
限られた文字数のなかで、十分なデータと根拠を示し、説得力のある自論を述べるためには「だ・である調」を用いて端的に伝える必要があります。
箇条書き、作業マニュアル、チェックリスト
箇条書き、作業マニュアル、チェックリストの目的は端的に要点を示し、簡潔に説明することにあります。
ということは、いずれも極力シンプルで明確な表現であるべきなのです。
以下の例をご覧ください。
【使用上の注意】
以下の点に注意して、正しくご使用ください。
・皮ふに異常があるときは使用しない
・目に入ってしまったときはすぐに洗い流す
・幼児の手の届かない場所で保管する
文章全体でみると文体が混在することになるため、文体統一の基本ルールに反するものの、違和感はまったくありませんね。
では文体統一のルールにしたがって、箇条書きも「です・ます調」に統一してみましょう。
【使用上の注意】
以下の点に注意して、正しくご使用ください。
・皮ふに異常があるときは使用しないでください
・目に入ってしまったときはすぐに洗い流してください
・幼児の手の届かない場所で保管してください
ご覧の通り文体は揃っているものの、「〜ください」が連続で続いていることから、かなりの違和感やしつこさを感じます。
そもそも顧客への注意喚起を促しているにもかかわらず、このような要点を捉えにくい文章では、当然良い書き方とは言えません。
従って文体が混在しようとも、箇条書き、作業マニュアル、チェックリストなどでは、「だ・である調」を使い要点を端的に伝えることが望ましいのです。
「です・ます調」と「だ・である調」それぞれの注意点
あなたもすでにおわかりかと思いますが、文体は文章の個性を決定づける強い影響力をもっています。
そのため、適材適所の使い分けができれば、訴求力を飛躍的に上げる効果が期待できます。
ただその一方で、使いどころを誤ると文章のクオリティを一気に下げてしまう悪手となることも…
そこでここからは、二つの文体を使用する際の注意点を解説します。
① 冗長的な表現になりやすい
② 説得力に欠ける
③ 語尾が続きやすい
① 堅苦しさを感じやすい
② 威圧的に感じやすい
③ 使う場面が限られている
です・ます調の注意点①冗長的な表現になりやすい
「です・ます調」で文章を書こうとすると、自ずと文字数が多くなり冗長的な表現になる傾向があります。
長すぎる文章では要点が伝わりにくい上に、現代は端的な表現が好まれているため、場合によっては読み手にストレスを感じさせてしまうでしょう。
結果、読み手の離脱を助長したり、文章価値を下げることにも繋がるので、必要以上に文章が長くならないよう気をつけましょう。
です・ます調の注意点②説得力に欠ける
先ほど、「です・ます調」を「角が立たないように配慮した文調」とお伝えしたように、「だ・である調」に比べると、どうしても説得力に欠けてしまいます。
たとえば…
「AIの進化が顕著です」と「AIの進化が顕著である」の2つの文章のどちらに、
内容の重みを感じるでしょうか?
後者は専門的な情報や切り込んだ自説を披露してくれそうですよね。
かたや前者は、どこか他人事でつかみどころのない印象をいだきます。
と、ここで
こう思った方にお伝えしたいことがひとつ。
こうしたやわらかい文章に説得力をもたせようとなると、より強い根拠や説明で補う必要が出てきます。
となると、根拠集めにより多くの時間を取られたり、説明がつづくメリハリのない文章になってしまったりと、書き手側のデメリットは考えている以上に大きいものなのです。
たしかに「です・ます調」の文章でも説得力を持たせることはできないわけではありません。
ただし、その場合はより高度な文章スキルやマーケティングの知識が求められるため、多くの方にとって高いハードルとなることは間違いないでしょう。
です・ます調の注意点③語尾が続きやすい
読みやすい文章を書く上での基本ルールとして、同じ語尾が続くのはNGとされています。
これは同一語尾が繰り返されていると、稚拙でしつこい印象を与えてしまうためです。
(前項「『だ・である調』が適している場面 箇条書き、作業マニュアル、チェックリスト」をご参照ください)
にもかかわらず、「です・ます調」は語尾のバリエーションが乏しく、なおかつ語尾に対する意識が薄い方も多いため、ことさら同じ語尾が続きやすいという欠点があります。
言い回しや表現方法を工夫し、できる限り語尾の連続は避けましょう。
「です・ます調」の語尾に悩んだ際は、以下の例を参考にしてください。
・~です
・~ます
・~ですよね
・~ますよね
・~でしょう
・~ですか
・~でしょうか
・~ではないでしょうか
・~ください
・~ません
・~でした
・~ました
・~かもしれません
だ・である調の注意点①堅苦しさを感じやすい
そもそも「だ・である調」とは、言葉を最大限絞った文体です。
論点や要点を端的に伝えられるという点では非常に有効的ですが、書き手の人となりを感じにくいというマイナスの捉え方もできてしまいます。
実際に比べてみると「です・ます調」に比べて、どこかドライでとっつきにくい印象がありますよね。
あるいは、自己完結型の独り言のように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
特にパーソナリティを出す文章を書く際は、充分に注意しましょう。
だ・である調の注意点②威圧的に感じやすい
要点を端的に伝えられる反面、淡々としたトーンが読み手に威圧感を与えてしまうことがあります。
特に否定形や命令形の場合、その傾向が顕著にでます。
・AはBではありません
・確認してください
・転載しないでください
・AはBではない
・確認せよ
・転載してはならない
読み比べると「だ・である調」の語気の強さが目立ち、高圧的に感じられますよね。
使い方によっては、読み手に不快感を与える可能性があることをご留意ください。
だ・である調の注意点③使う場面が限られている
「だ・である調」の最大の注意点は、文体から漂う堅苦しさや威圧感ゆえに、使えるシーンが限られていることです。
たとえば、普段敬語で話している相手に、
今夜は雨の予報です。帰宅時には傘が必要になります。
↓
今夜は雨の予報だ。帰宅時には傘が必要である。
などと「だ・である調」のメールを送れば、相手には驚かれるでしょうし、あなたが送られる側であったとしても戸惑ってしまいますよね。
なぜこのような混乱が生じるのかというと、「だ・である調」が書き手と読み手の距離感や関係値を度外視した、極めて合理的な表現だからです。
お互いの関係性や社会的立場を無視してまで効率を追求するのは、決して得策とは言えません。
しかし、効率性を追求した合理的な表現であるからこそ、局所的には大きな効果を発揮する文体ともいえます。
確実な文体効果を狙うためにも、使いどころをしっかりと見極めるように気をつけましょう。
「です・ます調」「だ・である調」のおわりに
希少価値の高い文章とは、「この文章に求められているものはなんだろう?」という自問自答の先にあり、文体はその初手として非常に重大な選択になります。
ところが厄介なことに、文体設定には不変の絶対解というものがありません。
というのも、社会全体の価値観の変化や多様化に伴って、書き言葉に求められるものやメッセージの在り方も変わっていくからです。
実際、私たちの生活にはさまざまな情報媒体と娯楽媒体であふれていますよね。
媒体ごとにコンセプトや読み手との距離感も異なるため、どの文体でアプローチすべきかは、コンテンツの良し悪しを決めるターニングポイントになってきます。
ただこの先、あなたが文体の選択を迫られる事態に直面したとしても、悩む必要はもうありませんね。
本記事を最後まで読み進めてくれたあなたなら、自ずと最適解にたどりつくことができるでしょう。
それでも今後、もしあなたが文体で迷うようなことがあれば、「いつ、どこで、だれに向けて、なにをどのように伝えるのか」を考えながら本記事をふり返ってみてください。
「何歳になっても自分に挑戦する、泥臭い母の姿を子供に見せたい」
たどり着いた育児論を貫くべく、全くの未経験からライターに転身。