
もう少し日々の生活に『ゆとり』が欲しい。
そう考えたことはありませんか?
・学校や園から帰ってきた子どもの話を、一緒におやつでも食べながらゆっくり聞いてあげられる時間的な『ゆとり』 ・たまには家族で旅行に行ったり外食したり、子どもに習い事をさせたりできる金銭的な『ゆとり』 ・ごきげんで幸せな『自分の人生』を謳歌するための、精神的な『ゆとり』
こうした『ゆとり』を手にいれるために自宅でできる仕事の1つが、今回ご紹介するWebライター・コピーライターです。
今回の記事では、田舎暮らしでなかなか仕事も見つからないごく普通の主婦だった私が、パソコン1つでパート代と変わらない収入を得るようになった実体験をご紹介します。
働かなくても毎月不労所得を得られる、とか。
何人ものライターをまとめるディレクターとなって月収は数十万円!とかいった派手な話は一切出てきません。
ただあなたが「今の生活にもう少しだけゆとりがほしい」と考えている主婦なら、参考になる話もあるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

筆者(主婦)がWebライター・コピーライターを目指したきっかけ

私がライターを目指した直接のきっかけは『パート収入の激減』でした。
・地方の自然豊かな田舎に暮らす、ごく平凡な主婦
・夫と3人の子どもとの平穏な暮らしがなにより大切
・1日4時間×週4日(16時間/週)近所の店でパート勤務
・夫の扶養の範囲内で働き、月収は5万円程度
末っ子が小学校に上がったタイミングで見つけた近所のパート先。
ここで働いて、家に帰れば家事と育児をこなすという毎日の生活に、特に疑問も不満もありませんでした。
ところがある日突然、勤めていたパート先の社長からこう言われたのです。
「来週からしばらくお休みしてください」
コロナウィルスの流行で客足が激減し、私が勤めていたパート先でも人員を減らしてしのぐしかなくなったのでしょう。
それは理解できましたが、それにしても『しばらく』とは・・・?
1週間、2週間と時間は経ち、3週間が過ぎても連絡がこない状態。
「もしかして、このまま辞めさせられるのでは・・・?」と不安が募ります。
他のパート先を探そうかと検討するも、時代はコロナ禍。
いつ学校が休校になるか、3人の子どもの誰のクラスが学級閉鎖になるか、分からない。
子どもに微熱があったり、少しでも咳や喉の痛みがあれば学校を休ませなければならない。
子どもを休ませるなら当然自分も仕事を休まなければ・・・という状況では、他のパート先を探すのも難しいと感じました。
ちょうどそんな時に出会ったのが、コピーライターを養成するオンラインスクール『Online ApC Academy』だったのです。
ライターになれば『書くこと』が仕事になる。しかも、在宅で働ける・・・!
この2つが、私にとって大きな魅力に見えました。
しかしながら、身近なところにライターの仕事をしている人は誰もいません。
どうやって仕事を獲得していけばいいのか、困った時は誰に相談すればいいのか、全く検討もつきませんでした。
そこで、電話やチャットでのサポート体制が充実しているオンラインスクールを利用して、ライターを目指すことを決心したのです・・・!
ここまでを読んで、プロのサポートを受けながらライターを目指せるオンラインスクールに興味を持った方は、無料トライアルから気軽にお試しできます。
引用|Online ApC Academy
主婦ライターになってからの環境の変化

ここまでは、平凡な主婦だった私がライターを目指したきっかけについてお伝えしてきました。
オンラインスクールに所属しながらライターとして少しずつお仕事をいただくようになり、その後もライターの仕事を続けて2年以上になります。
「実際、ライターになったらどのような生活が待っているの?」と疑問をもっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこのセクションでは、私がライターになってからどのように環境や心境が変化したかについてご紹介していきます。
環境の変化①シフト調整のストレスがなくなった
実を言うと、ライターになると決めた後、元々勤めていたパート先では日数を減らして『ライターとして』勤務させてもらうことになりました。
店舗のホームページを多くの人に見てもらえるよう、ブログ記事を執筆することが主な仕事になったのです。
時給で働くパート社員であることに変わりはありませんでしたが、私と同じ仕事を担当する人が他にいなかったため、シフトはかなり融通がきくようになりました。
子どもの体調不良や学級閉鎖で急に休むことになっても、代わって誰かに出勤してもらう必要がなくなったのは、子育て中の主婦として本当に気が楽でした。
環境の変化②仕事の成果が目に見えるようになり、生活にハリが出た

主婦の仕事はなかなか見えづらいため、日々感謝されることも少なく、それが不満につながっている人も多いかもしれませんね。
しかしながら、ライターの仕事は自分でやった仕事の成果が目に見えやすいです。
私の場合、Webライターとしての仕事だけでなく、実店舗での仕事も受け持っていたので、なおさら成果が分かりやすかったのかもしれません。
・アクセス解析を使ってサイト訪問者数の上昇を確認できた ・「ブログ読みました」と言って直接ご来店いただくお客様が増えた ・チャット、電話、メールでの問い合わせも増え、仕事仲間から認められた
一方、Webライターとしての仕事も、自分の書いた記事が公開されればネット上で確認できるようになります。
プライベートで調べ物をしていて、たまたま自分の書いた記事に出くわすのは、ちょっとした驚きと感動がありますよ。
記事が検索エンジンで上位に表示されると、担当ディレクターが喜んで報告してくれることも、仕事として社会に貢献できていると感じ、喜びにつながりました。
環境の変化③自分の成長のために時間を使うようになった

主婦をしていると「家族の用事に振り回されていたらあっという間に1日が終わってしまった・・・」ということも多いですよね。
ただ、どんなに家族のために自分の時間を費やしても、子どもはやがて成長し、独り立ちしていきます。
そうなったとき「子どもだけが生きがいだったのに」という自分にはなっていたくないという気持ちが私にはありました。
ライターの仕事は、次から次に新しい知識をつけていく仕事でもあります。
そうすると自然に「もっと勉強したい」という欲が出てきました。
今は家族の用事に振り回されるだけでなく、自分の成長のために使う時間を意識して確保するようになったので、毎日が充実していると感じます。
環境の変化④子どもの教育に積極的に関わる時間ができた

ライターになってから、仕事の時間を自分で自由に設定できるようになりました。
指定された納期までに記事が出来上がっていればいいので、早朝に1時間、午後に2時間、夜に1時間、といった細切れの作業でも何も問題はないのです。
実は3人子どもがいると、学校行事が立て続けに入ることも珍しくありません。
小・中・高校の個人面談が1ヶ月のうちに3回とか、3週連続で体育会とか、PTA役員の仕事とかボランティアとか・・・。
自分で時間を調整できるからこそ、こういった学校関係の行事やボランティア活動には、積極的に参加するようになりました。
我が子が普段どのような友達と仲良くしているのかが見えたり、子どもとのコミュニケーションの機会になったりして、教育に積極的に関われることもライターになって良かったことの1つです。
環境の変化⑤自分の人生を自分でコントールする感覚が身についた
ライターになる前までの自分は、わりと『なりゆきまかせ』の人生でした。
家事と育児とパートだけで毎日バタバタと過ぎていくし、それだけでも疲れて夜はぐっすり眠れます。
そんな毎日が悪かったとは思っていません。
ただ、ライターを始めた今は『数年先にこうなりたいから、今これをする』というように、先を見て自分の意志で行動するようになりました。
気持ちの問題だとは思いますが「自分の人生を自分でコントロールできている」と思いながら生活できていることによって、幸福度が高まっている気がします。
主婦ライターの1日【筆者の場合】
主婦ライターの場合、家族の都合で1日のスケジュールが突然くずれることもあり『毎日決まったスケジュール通りに動く』というのはなかなか難しいです。
それでも、なんらかの参考になればという気持ちで『順調に仕事がはこぶ1日のスケジュール』をまとめてみました。

参考のために我が家の状況を少し補足しておきます。
・バスが1時間に1本あるかないかのような田舎暮らし ・家族がどこへ行くにも車での送迎が必須 ・ちょっとした買い物にも行き帰りの時間がかかる
都会住まいの主婦ならもっとライティングに時間をかけられるのでは?と思うこともあります。
ただ、逆に言うと『こんな田舎住まいでもパソコン1つあれば通勤時間をかけずに仕事ができる』ということでもあるので、ありがたいです。
私のように「田舎だから家の近くでいい仕事が見つからない」「まとまって働く時間を確保するのが難しい」という人は、主婦ライターを目指してみるのもいいかもしれませんね。

【本当にあった】主婦ライターの成功・失敗体験

実際にライターとして活動を続けていると「ライターになってよかった!」と思うこともあれば、仕事で「失敗したな〜」と感じることも多々あります。
このセクションでは、私がライターを続けてきてよかったこと、また「早く教えてほしかった・・・」と思った失敗体験も合わせてご紹介します。
失敗しながら成長するものとは言え、私の体験がこれから主婦ライターを目指す方の「転ばぬ先の杖」となれたら幸いです。
主婦ライターの成功体験①:収入のリスク分散ができた

ライターになってよかったことの1つ目は『収入のリスク分散ができた』ことです。
『主婦(筆者)がWebライター・コピーライターを目指したきっかけ』のセクションでお伝えしたように、以前の私はパート先1か所だけの収入に頼っていました。
その当時は意識していませんでしたが、パート先から「もう来なくていい」と言われれば、途端に収入がゼロになるリスクにさらされていたのです。
実際、休業中の3ヶ月は無収入でした。
その後『Online ApC Academy』に在籍中からライターの仕事を始め、月ごとに変動はあるものの、平均するとパートのみだった時代を超えるほどの収入を得られるようになりました。
取引先が3つに分散されたので、どこか1社との取引が途切れても、急に収入がゼロになることはありません。
また、ライター経験を積んだことによって、新しいクライアントに営業をするときも「このような記事を書いたことがあります」と提示できる材料が増えたことになります。
これも1つの『リスク分散』と言えるかもしれませんね。
主婦ライターの成功体験②:家族の非常時も柔軟に対応できた

ライターになってよかったことの2つ目は、家族が非常事態におちいっても柔軟に対応できたことです。
これは個人的な話にはなりますが、我が家では家族全員がコロナウィルスに罹患した時期がありました。
同時ならまだ良かったのですが、リレー方式のように1人目が感染、2人目が感染・・・
やっと待機期間が明けると思った頃に3人目が・・・といった調子で、5人が順番に罹患。
その当時は「家族の誰かがコロナウィルスに感染している場合、濃厚接触者も全員休み」とされていたため、仕事や学校の休みがかなり長期間に及びました。
こうした非常時、パートはやはりお休みせざるをえませんでしたが、Webライターの仕事は途切れませんでした。
状況を連絡して、納期についても柔軟に対応していただけたので『自分の体調さえ悪くなければ在宅で仕事ができる』という環境は非常にありがたかったです。
また、コロナからは復帰したものの、体調不良が長引く子どもの送り迎えや病院の付き添い、学校とのやりとりなどには想像していた以上の時間が必要となりました。
ライターという働き方でなければ、この時期は乗り越えられなかったかもしれません。
主婦ライターの失敗体験①:主婦を狙った悪質なスカウトに時間を取られた

ライターを始めたばかりの頃『主婦』をターゲットにした仕事の勧誘に時間ばかりとられてうんざりしていたことがあります。
子どもが小さいうちは、外へ働きに出ることが難しいと感じている主婦の方も多いのではないでしょうか?
・実家が遠くて近くに頼れる親類もいない。
・保育園に入れなかった。
・子どもがしょっちゅう熱を出すので職場に申し訳なくて離職した。
こうしたさまざまな事情で、能力はあるけど外に出られない主婦層が在宅での仕事を探しているのを知っているのでしょう。
クラウドソーシングサイト(仕事を依頼したい企業と、仕事を受けたい個人をつなぐマッチングサイト)に登録すると、「主婦だから単価が安くても家でできる仕事を求めているだろう」と考えているクライアントからしょっちゅうスカウトが届きます。
始めのうちこそ丁寧に返事をしていましたが、よくよくやりとりをすると信じられないような低単価だったり、詐欺に近いような案件も多く、無駄な時間ばかりを取られることが分かってきました。
SNSの場合は、リプライやコメントではなく、いきなりダイレクトメッセージでぶしつけな質問をしてくる人には注意したほうがいいと覚えておきましょう。
主婦ライターの失敗体験②:明らかに書けない案件で無理をした

Webライター・コピーライター未経験の主婦がライターとして一歩を踏み出すには、クラウドソーシングサイトはとても有効です。
実際に私も初仕事の際はクラウドソーシングサイトを活用して受注したことを覚えています。
ただそれにも慣れてくるとクラウドソーシング側の仲介手数料の高さが気になってくるのですが、そんなタイミングで「テストライティングを受けてみませんか?」と、クライアント様から直接契約のお声がけをいただきました。
初の直接契約のご提案。
「絶対に成功させたい」「良い印象を残したい」と意気込んで挑戦しました。
しかし、結果は不採用…。
というのも、知識や経験もない分野だったはずなのに、気持ちだけで突っ走ってしまったのです。
あとになって冷静に振り返ってみると、問題は「知識や経験の不足」だけではなかったと気づきました。
これから主婦ライターを目指す方が、同じような失敗をしないように、当時の反省点を共有します。
「無理かも…」と感じながらも、断らなかった
最初に内容を見たときに「これは難しいかも」と感じていたものの、勢いで引き受けてしまいました…。
リサーチに想定以上の時間がかかるとわかっても、納期の相談をしなかった
「遅れたらまずい」と思いながらも、事前に相談することなく黙々と進めてしまいました。
納期には間に合ったものの、自分の得意ジャンルの制作物と比較したときのクオリティの違いが明確だったことは今も覚えています…。
手のかかるライターだと思われたくなくて、質問を控えた
疑問があっても「聞いたら面倒だと思われるかも」と遠慮してしまい、結果として曖昧なまま書くことに…。
これらを振り返ってみると、一番の問題点は「コミュニケーション不足」に尽きると感じています。
意思疎通をとりながら、より良い記事(テストライティング)に仕上げていくことのほうがずっと大切でしょう。
そもそも自分の不得手なジャンルを、当時の筆者は『絶対に成功させる』という漠然としたパッションだけで突き進んでしまったことが最大の過ちでした。
これ以降、コツコツと着実に実績や経験を積んでライターとしての価値を高めていくことを決心しました。
まとめ:主婦✕Webライターになってゆとりのある人生を

今回の記事では、
・平凡な主婦だった私がライターを目指したきっかけ ・主婦ライターになってからの環境の変化 ・主婦ライターの1日のスケジュール ・ライターになってからの成功・失敗体験 ・主婦がライターになるまでの具体的な方法
について、ライター歴2年になる私の体験談を中心にお伝えしてきました。
「外へ働きに出たくてもなかなか仕事がない」
「なるべく子どもの近くで成長を見守りつつ、自分自身も誇りをもって働きたい」
そんな思いを持つ主婦の方々が、日々の生活にほんの少しの『ゆとり』を確保して、幸せに生きられるきっかけとなれば幸いです。
また、主婦の方でも未経験からライターを始めるにはどうすれば良いのか…?という点に関しては、以下の記事も参考にしていただければ幸いです。

