SEO記事の作成は案件数も豊富にあり、初心者ライターにもおすすめのスキルです。
SEO記事で重要なのは、Googleなどの検索結果で上位に表示させ、多くの人に読んでもらえる記事にすること。
「数あるSEO記事の中で上位表示を狙うなんて無理…」と思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください!
『記事作成のコツ』をつかめば、初心者でも上位表示を狙えます。
ただし、コツを知らずに作成すると検索結果になかなか表示されず、読んでもらえない可能性があるのです。
そこで本記事では、上位表示される書き方のコツや注意点など、SEO記事の作成方法を基礎から具体的に解説します。
さらに”SEO記事作成マニュアル”や”見直しチェックシート”など実践で使える情報もあるので、初めての方も挑戦してみてください。
SEO記事作成のコツを知って上位表示を目指しましょう!
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そもそもSEO記事とは?
SEO記事の作成方法をお伝えする前に「SEO記事とはどのような記事を指すのか?」という点について解説しましょう。
まず『SEO』とは『Search Engine Optimization(=検索エンジン最適化)』の略語です。
“検索エンジン最適化”も難しく聞こえる言葉ですが、簡単に言うとGoogle、Yahooなどの検索結果で記事が上位表示されるための対策を指します。
これでもうお分かりかもしれませんが、つまりSEO記事とは、検索結果で上位表示されるように書かれた記事のことです。
インターネットで何かを検索したとき、上位に表示された記事が目に入りますよね?
つまり、多くの人に記事を読んでもらうために、上位表示を狙った記事を書かなければならないのです。
また、SEO記事には、検索した読者の悩みや疑問を解決する目的があり、そのための情報が必要になります。
- SEO記事とは、Google、Yahooなどの検索結果で上位表示を狙って書かれた記事のこと
- SEO記事には読者の悩みや疑問を解決する目的があり、そのための情報が必要となる
※SEOについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
SEO記事の表示順位は評価によって決まる⁉
ところで「SEO記事の表示順位はどのように決まるのか?」というと…
【SEO記事の表示順位が決まる仕組み】 記事をネット上に公開する ▼ Googleなどの検索エンジンが記事を評価する ▼ 評価が高い記事ほど上位に表示される |
となっています。
この仕組みからもわかるように、SEO記事の表示順位は”評価”を上げることが大切になるため
「高評価になる基準を知りたい!」と思う方もいることでしょう。
しかし残念なことに、明確な評価基準等は公表されていません…。
そのため”〇〇を満たせば評価が上がる”といった項目はないのですが、一つだけ絶対的な指標が存在します。
それが『読者の役に立ち、利用しやすい記事』であること。
つまり、読者に有益な記事作成がSEOライティングでは求められ、同時に上位表示も狙えるようになるのです。
初心者必見!SEO記事を作成する前に押さえるべきポイント【5選】
「記事作成は準備が8割」ともいわれるほど、作成前の準備は重要です。
というのも、いきなり記事を書き始めると「読者の知りたい情報が書かれていない」など、読者が利用しづらい記事になる可能性があるからです。
SEO記事作成の前には、以下の5つのポイントを押さえて作成準備を進めましょう。
①読者の検索意図を考える
②ターゲットを決める
③ライバル記事をリサーチする
④何について書くか考える
⑤記事の構成を考える
「検索意図」「ターゲット」など、聞きなれない言葉もあるかもしれませんが、順に詳しく解説するのでご安心ください。
ポイント① 読者の検索意図とターゲットを考える
人がネットで検索することと言えば、多くの場合は”解決したい悩みや疑問があるとき”ですよね。
ここでいう検索意図とは、その検索キーワードを調べた目的のことです。
検索キーワードから『読者がどのような悩み(疑問)を解決したいのか』『その悩みを持っている読者はどのような人物か(ターゲット)』を徹底的に考えます。
読者の悩みを解決する情報こそが、あなたが書くべき情報です。
検索意図を正しく予測しないと読者の役に立たない記事になってしまうので、ここは最重要ポイントです。
- 検索キーワードで関連語を調べる
- LSIキーワード1を調べる
- ラッコキーワードでサジェストキーワード1を探す
- ターゲットを考える
※LSIキーワード、ラッコキーワード、サジェストキーワードについてはそれぞれ後ほど説明します
それでは上から順に詳しく解説していきましょう。
検索キーワードの関連語を調べる
まずは、検索キーワードと関わりの深いキーワード(関連語)を確認します。
試しに、Google検索で「筋トレ メニュー」という検索キーワードを入れると…
上記のように「筋トレ メニュー」と一緒に検索されやすいキーワード(関連語)が表示されます。
表示されたキーワードを参考に、読者の検索意図(解決したい悩み)を考えます。
あなたなら「筋トレ メニュー 自宅」というキーワードから、どのような検索意図を予測しますか?
ちなみに私が予測した検索意図は『自宅でできる筋トレメニューを知りたい』です。
そこから「自宅でできる筋トレメニューを紹介する記事にすれば、読者の悩みを解決できそうだな」と考えました。
検索意図は1つとは限らないので、キーワードから予測できる読者の悩みをどんどん書き出しましょう。
◆自分の検索履歴が影響しないように「シークレットウィンドウ」で調べる
◆関連語はGoogleとYahooで異なる結果が出ることもあるので、両方調べる
Yahoo検索からLSIキーワードを調べる
Yahoo検索で検索キーワードを入力して検索結果を表示させてみましょう。
下の画像のように、ページの最下部に『虫眼鏡アイコン』のついたキーワードが出てきます。
この虫眼鏡つきのキーワードがいわゆるLSIキーワードと呼ばれるものです。
LSIキーワードも検索意図を予測するヒントになるので、メモしておきましょう。
※LSIキーワードは表示されない場合もあります。
ラッコキーワードでサジェストキーワードを探す
『サジェストキーワード』とは、検索キーワードと一緒に検索されやすいキーワードです。
サジェストキーワードを調べるためのツールは複数存在しますが、今回は特にメジャーな「ラッコキーワード」を使用します。
試しに「筋トレ メニュー」で検索すると…
引用:ラッコキーワード
「筋トレ メニュー」と一緒に検索されやすいワードが五十音順に表示されます。
大量のワードが出てきて「メモするのが大変…」というときは、右上に表示される「全キーワードコピー」や「CSVダウンロード」を使いましょう。
引用:ラッコキーワード
私は『全キーワードコピー』を使ってGoogleスプレッドシートにコピー&ペーストをすることが多いですが『CSVダウンロード』は、キーワードをまとめたエクセルファイルがダウンロードできます。
関連語、LSIキーワード、サジェストキーワードをヒントに、読者が抱えている悩みを予測してどんどん書き出しましょう。
ポイント② ターゲットを考える
読者の悩みを予測したら「ターゲット(どのような人に向けて書くか)」を決めます。
なぜなら『同じ悩みでも、ターゲットによって必要な情報が変わる場合があるから』です。
例として「自宅でできる筋トレメニューを知りたい」という悩みを解決する記事について考えてみましょう。
悩み:自宅でできる筋トレメニューを知りたい
ターゲット①:忙しくてジムに行けない20代の男性
・忙しいため、短時間でできる筋トレを紹介する
・年齢が若いため、身体には負荷をある程度かけてもOK
ターゲット②:筋力を維持したい60代の女性
・年齢とともに弱りがちな足腰に効果のある筋トレを紹介する
・年齢を考慮して身体にあまり負担がかからないもの
上記の例を見ても分かる通り、一般的な60代の女性に20kgのダンベルを使った筋トレを紹介するのは現実的ではないですよね。
このことから、ターゲットの特徴や悩みを深堀りして、ターゲットに合せた情報を書きましょう。
※先にターゲットを決め、ターゲットの検索しそうなキーワードを探すこともあります。
ポイント③ ライバルになる記事(競合)をリサーチする
検索キーワードで上位表示されるのは、あなたの記事のライバルになる記事(競合記事)です。
上位表示されている記事は高評価の記事なので「何が書かれているか」「どのようなワードを多く使っているか」などをチェックします。
最低でも1ページ目にある記事は全て読み、良い点はメモして参考にしましょう。
ここで、実際にSEO記事の執筆を行う筆者も使用するライバルになる記事のリサーチに便利なツールを1つご紹介します!
〇ラッコツールズ
引用:ラッコツールズ
ラッコツールズでは上位10位までのサイトや平均文字数などがわかります。
記事によって文字数にバラつきがあるので「何文字書いたらいいの?」と迷ったら、平均文字数を目安にしましょう。
ポイント④ 何について書くか決める
ポイント②で書き出した検索意図や、ライバル記事を参考に書くことを決めます。
「あれもこれも伝えたい…」とさまざまな情報を詰め込みたくなるかもしれませんが、
1つの記事に情報を盛り込みすぎると読みにくくなってしまいます。
まずは、読者の興味が高そうなことを優先して5~6個程度に絞りましょう。
ポイント⑤ 記事の構成を考える
構成とは、記事全体の骨組みのことです。
ポイント④で何を書くか決めたら、それをもとに「見出し」を作り、記事全体の流れを決めます。
構成を先に決めてしまえば、あとはそれに沿って書けばいいので、作成もスムーズになるのです。
「構成の立て方がわからない…」という方のために、SEO記事でよく使われている構成をご紹介しましょう。
SEO記事には基本の構成がある
SEO記事で使われる基本の構成は、下図のようになっています。
『リード文で読者の興味を引く→目次で記事の概要を伝える→本文→記事のまとめ』
といった流れです。
図中の『h1.h2』は見出しを表す記号で、見出しの構造や、まとめ文については追って解説します。
また、目次は必須ではありませんが、私は目次で必要な部分だけ探して読むことも多く、目次のある記事を優先的に読んでいます。
記事全文を読まない読者もいるため、欲しい情報がサッと探せない記事は、読者がすぐ離れる可能性があります。
目次をつけて「どこに欲しい情報があるか」すぐに探せるようにしましょう。
見出しの構造を理解しよう
見出しづくりはSEO対策にも影響するので、構造をしっかり把握しておきましょう。
見出しは下図のように「大見出し→中見出し→小見出し」といった階層構造になっています。
ちなみに、先ほどご紹介したラッコツールズは、見出しの構造も見ることができます。
引用:ラッコツールズ
この図を見ると【h1:大見出し→h2:中見出し→h3:小見出し】の階層構造が理解しやすいと思います。
ライバル記事がどのような見出しを使っているのかチェックして、参考にしましょう。
SEOに強い『見出し』の作り方
見出し作りのコツは「見出しを見るだけで、何が書かれているかわかるように作成する」こと。
見出しはSEOにも影響するため、しっかりコツを押さえましょう。
- 文字数は32字以内にする
- 記事全体の内容を一文で表す
- SEO対策として、最初の方に検索キーワードを入れる
- 不自然にならない範囲で関連性の高いワード(サジェストキーワード)を複数入れる
- 後半に読者の興味を引くワードを入れる
あなたも「見出しに惹かれて、つい記事を読んでしまった」という経験もあるのではないでしょうか?
見出し(h1)を作る際には読者が思わず読み進めたくなる言葉を使い、魅力的な見出しにしましょう。
- 文字数は20~30字前後にする
- 本文の内容を一文でまとめ、見出しを見れば何が書かれているかわかるようにする
- 不自然にならない範囲で検索キーワードや関連性の高いワード(サジェストキーワード)を入れる
- 読者の興味を引くワードを入れる
見出しができたら優先度の高い順に並べ、構成を決定します。
全体の流れに違和感がなく、検索意図とズレた見出しがなければOK!SEO記事を作成するための事前準備は完了です。
具体的なSEO記事の書き方|簡単マニュアル
SEO記事を作成するうえで一番重要なのは、読者が利用しやすい記事にすることです。
「文字ばかりで読む気がしない」「内容がわかりづらい…」といった記事では、読者が離れてしまうことでしょう…。
読者の利用しやすい記事を作成すれば、記事の評価も上がります。
ここで紹介する書き方のコツを意識して上位表示を目指しましょう!
- 読者の興味をひくリード文を書く
- 書き方を統一する
- 本文は結論から書く
- わかりやすい文章を心がける
- 1つの見出しに1つの内容を書く
- 記事を見やすくする
- 読者が飽きないように工夫する
- オリジナリティを入れる
- まとめで記事全体を要約する
「こんなにあるの!?」と思った方も、1つずつ理解していけば特に難しいことはないのでご安心ください!
さっそく①から解説していきましょう。
SEO記事の書き方① 読者の興味をひくリード文を書く
リード文とは読者の興味をひくための重要な文章です。
「どうしたら読者の興味を引けるのかわからない…」という方は、以下のポイントを参考に書いてみましょう。
- 150~300字前後で書く
- 最初に結論を書く
- この記事を読むとわかること(どのような悩みを解決できるか)を知らせる
- この記事を読まないことのデメリットを伝える
- この記事を読むと、どのような素晴らしい未来が待っているか伝える
リード文は本文の内容をもとに書くので、本文を書き上げたあとに書くのがおすすめです。
SEO記事の書き方② 書き方を統一する
例えば…
「私はライターを目指しています。なぜなら、わたしは書くことが好きだからだ。」
この文章、なにか違和感がありませんか?
この違和感の正体は「です・ます調」と「だ・である調」、「わたし」と「私」を混ぜて使用していることです。
この文を修正すると…
「私はライターを目指しています。なぜなら、私は書くことが好きだからです。」
となります。
このように書き方を統一して、読みやすい文章にしましょう。
また、特に注意したいポイントを以下に挙げます。
- 文章スタイルを統一する(「です・ます調」または「だ・である調」)
- 一人称を統一する(例:私、筆者、ぼく、自分)
- 表記を統一して表記ゆれ1を防ぐ
※表記ゆれ:同じ記事の中で「ください」と「下さい」「犬」と「いぬ」のように、同じ言葉を違う表記で混ぜて使うこと
SEO記事の書き方③ 本文は結論から書く
本文は、結論を先に書きましょう。
読者の知りたいことを先に伝えると、記事に興味がわき、続きが読まれる可能性が高くなるのです。
とはいえ「結論から書くってどういうこと?」「難しそうでよくわからない…」という方もいると思います。
初心者の方にもおすすめの「PREP法」という文章の型をご紹介しましょう。
PREP法は「結論→理由→証拠→結論」の流れで書きます。
メールやプレゼン、SNSなどの文章が必要となる場面では広く使えるため、マスターしておきましょう!
より詳しくPREP法を知りたい方はこちらの記事もご確認ください。
SEO記事の書き方④ わかりやすい文章を心がける
文章を書くときは、SEO記事に限らず「簡潔でわかりやすい文章」にしなければなりません。
「どうしたらわかりやすい文章になるのかわからない…」という方は、以下の4つのポイントを意識しましょう。
- 中学生が読んでも理解できる文章を書く
- できるだけ一文を短く簡潔に書く
- なるべく難しい言葉や漢字を使わない(使う場合は説明を添える)
- 冗長表現は多用しない
上記のうち「冗長表現」とは、まわりくどい表現です。
誰もがついやってしまいがちな誤った表現方法なので、具体例を挙げます…!
- きれいにすることができます → きれいにできます
- 量が増えたということがわかりました → 量が増えたことがわかりました
- ここが重要になります → ここが重要です
- 頭痛が痛い→頭が痛い(同じ意味の重複)
- 一番最初→最初(同じ意味の重複)
上記はよく使われがちな冗長表現の例です。
無駄な言葉は省き、伝わりやすい文章にしましょう。
SEO記事の書き方⑤ 1つの見出しに1つの内容を書く
1つの見出しに多くの情報を詰め込むと、一番伝えたいことが伝わりにくくなります。
本文は、見出しに沿った内容を1つだけ書きましょう。
人によって呼び方は変わりますが、これは『ワンコンテンツ・ワンメッセージ』『ワンセンテンス・ワンメッセージ』『一文一義』などと同義です。
「1つに絞っても文章が長くなってしまった…」というときは、小見出しを作って整理するのがおすすめです。
SEO記事の書き方⑥ 記事を見やすくするコツ
どんなに有益な情報が書かれている記事であっても『漢字だらけ』『改行がなく文字が詰まっている」といった記事は、読む気をなくしてしまいますよね。
以下の4点に注意して読みやすくしましょう。
- 重要な部分は文字装飾を使って目立たせる
- ひらがな7割、漢字3割になるように書く
- 余白や改行を適度に入れる(3行を目安に改行する)
- 句読点を打つ位置に気を付ける
特に重要な部分を文字装飾で目立たせると、流し読みする読者にも要点がつかみやすくなります。
句読点の位置は、記事を音読して読みづらくないかを目安にしましょう。
効果的な文字装飾の使い方
黒文字だけの記事より、重要な部分は色や太さを変えた記事の方が見やすいですよね?
文字装飾を効果的に使うポイントを3つお伝えします。
- 使う色は3色以内にする
- 使い方のルールを決める
- 文字装飾を使いすぎない
SEO記事の書き方⑦ 読者が飽きないように工夫する
文字だけがびっしり書かれた記事より、写真や囲みなどで工夫された記事の方が、見た目にも楽しく、興味をひかれますよね?
そのため、以下の内容を参考に読者が飽きない記事にしましょう。
- 吹き出しや囲みなどの装飾を入れる
- 記事に関係する画像やイラストをそえる
- 経験談を入れる
画像やイラストは、オリジナルかフリー素材を使ってください。
ただし、オリジナルの写真でも人物の顔や個人情報が写っている場合は、掲載してOKか確認しましょう。
SEO記事の書き方⑧ オリジナリティを入れる
オリジナリティのある記事は高く評価される傾向にあります。
「オリジナリティの出し方がわからない…」という方は、あなたや周りの人の経験談を書いてみましょう。
実のところ、経験談は読者の興味を引きやすく、説得力もアップします。
また、あなたが撮影した写真や作成した画像もオリジナル要素になるので、ぜひ入れてみてください。
SEO記事の書き方⑨ まとめで記事全体を要約する
最後の見出しは「まとめ」として記事全体を要約します。
中には、まとめだけを読む読者もいるので、まとめを見れば要点がつかめる書き方がベストです。
「まとめるのが苦手…」という方は、各見出しの内容を箇条書きで書き出すと、簡潔にまとめられておすすめです。
SEO記事を書くうえでの注意点
SEO記事の作成で見逃せない注意点をご紹介します。
うっかりやってしまいがちなことや、法律に関わることもあるので、これからSEO記事を作成・執筆しようと考えている方は特に押さえて起きましょう!
注意点① 正しい情報を書く
記事の中に間違った情報が書かれていたら「このサイトは信用して大丈夫なのか?」と不安になりますよね。
また「良い印象を持たせよう」として、事実と違うことや良いことだけを書くのも不信感につながるのでNGです。
読者に信用される記事を書くポイントは以下の通りです。
- 最新の情報を書く
- 正しい情報を書く
- デメリットも正直に書く
- はっきりしていない事柄は書かない、もしくは断定表現を避ける
- 定期的に情報を更新(リライト)する
記事には鮮度も大切で、読者の興味を引くポイントになります。
一方、公開して時間が経った記事は情報が古くなり、読者の役に立たなくなっていることがあるので要注意です。
記事を更新して表示順位が上がることもあるので、定期的に見直しましょう。
注意点② コピペで記事を作成しない
ライバル記事には優れた文章が書かれているので「この文章をマネしたい!」と思うことも出てくるかもしれません。
しかし、コピー&ペースト(コピペ)して作成した記事はGoogleからの評価が下がり、ペナルティを受ける可能性もあります。
さらに、著作権侵害などのトラブルになる危険性もあるのです。
参考にしたい記事があってもコピペはNG!必ずあなたの言葉で書きましょう。
コピペしていなくても文章がかぶることはよくあるので、ツールでチェックしてかぶりをできるだけ減らしましょう。
注意点③ 引用と注意点を知ろう
引用とは、他の人の文章などを自分の記事に入れることです。
コピペでの記事作成はNGとお伝えしましたが、記事を補足する目的なら「引用」が使えます。
引用の注意事項は、文化庁の公式サイトに記載されています。
引用における注意事項
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
引用:文化庁 ー 著作権制度の概要>著作権が自由に使える場合
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
上記のルールを遵守しないと、著作権侵害になる可能性があるのでくれぐれもご注意ください!
引用方法を具体的に解説
「ルールを読んでも引用のしかたがよくわからない…」という方のために、
具体的な引用方法を解説します。
引用するときに注意すべきポイントは5つです。
- 引用は必然性があるときだけ使う
- 一字一句同じになるように書き写す(加工はNG)
- 引用部分は鍵カッコなどで囲み、自分の記事と区別を明確にする
- 引用文章のボリュームは自分の書いた文量より少なくし、あくまで補足程度に使う
- 引用元を明記しリンクを貼付する
文章のほか、スクリーンショットなど、画像を引用するときも同じです。
ただし「正しい引用方法を使えば、何でも引用してもOK」ではないのでご注意ください。
引用を禁止しているサイトもあるので、利用規約などで必ず確認しましょう!
- プロ講師によるマンツーマンの相談サポートつき!
- 読むだけで技術が身につく『テキストブック(全8巻)』
- ライターの実情を紐解く『講義動画(全4本)』
- 約14日間の完全無料トライアル
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SEO記事作成の要点を見直しシートでまとめてチェック!
SEO記事を書き終えたら、最後は必ず見直しましょう。
今回お伝えしたSEO記事作成方法の要点もまとめて「見直しチェックシート」を作ったので、ぜひ使ってみてください。
- 文字数をチェック
- 誤字・脱字をチェック
- 検索意図やターゲットに合った記事になっている
- 読者の悩み・疑問を解決する情報が書いてある
- わかりやすく、読みやすい記事になっている
- 読者が飽きない工夫をしている
- スマートフォンでも読みやすい
- 全体的に統一感がある
- 見出しに検索キーワードやサジェストキーワードが入っている
- 読者が見出し(目次)を見ただけで、何について書かれているか把握できる
- 本文は結論を先に書いている(結論ベースの内容)
- 記事全体の流れに違和感がない
- 正しい情報を書いている
- 著作権や肖像権を侵害していない
- リンクを設定した場合は、正しくリンクが貼付されている
- コピー&ペーストチェックのツールを用いて一致率や類似度を確認する
最初のうちは「これでいいのかな?」「なかなか思うように書けない…」
と悩むこともあるかもしれません。
しかし、経験を重ねるうちにコツがつかめるようになると思います。
読者に役立つSEO記事を作成して上位表示を目指しましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
読者に寄り添った、わかりやすい文章を心がけています。