コピーライターは未経験から始めることができる魅力的な仕事です。
というのも、デジタルの情報発信媒体が多い今の世の中、実はコピーライターの活躍の場はどんどん広がっており、コピーライターの需要は高まっているのです。
コピーライターと聞くと、商品のキャッチコピーや長文のWeb記事執筆のイメージがあるかもしれないですが、本記事を読んでいただければ…
「これもコピーライターの仕事なのか!」
「これなら私でも挑戦できるかも!」
…と、思わぬ発見があるかもしれません。
本記事では、コピーライターの代表的な仕事内容を分かりやすく解説します!
- プロ講師によるマンツーマンの相談サポートつき!
- 読むだけで技術が身につく『テキストブック(全8巻)』
- ライターの実情を紐解く『講義動画(全4本)』
- 約14日間の完全無料トライアル
- 参加人数6万人超え ※2024年8月23日現在〜
1. コピーライターとは
まずコピーライターとは、商品やサービスの特徴を文章で発信する職業です。
コピーライターの仕事は古く1880年にまで遡ります。当時は雑誌や書籍といった紙面が主な活躍の場でしたが、デジタル媒体が充実し誰でも自由に情報発信ができる現代社会。
紙面広告だけではなく、多岐に渡って活躍しているのが現代のコピーライターなのです。
コピーライターは情報発信の担い手
昨今ではZ世代を代表とするデジタルネイティブだけでなく、2歳児が華麗にスマートフォンを操る光景も、もはや珍しいことではなくなりました。
また、高齢化が叫ばれる日本ではなんと、60代の91%、70代の70%以上がスマートフォンを持っていると言われています。
出典:NTTドコモ モバイル社会研究所
上記の表のとおり、今やどの世代においても主な情報収集源はインターネットであることは言うまでもない事実です。
そんなインターネット上では恐ろしい速度であらゆる情報が更新され、さまざまなWeb記事やニュース記事が世の中に発信され続けているのですが、これらの文章のほとんどをコピーライターが担っていると言っても過言ではないでしょう。
つまり、コピーライターは現代社会において、重要な情報発信の担い手なのです。
現代のコピーライター=広告文の作成だけではない⁉
前述した通り、コピーライターとは、広告主の意図に沿って広告文を考案する人のことを指します。
代表的な広告文の例は
- テレビ広告(CM)
- ラジオ広告
- 電車の中吊り広告、ディスプレイ広告
- 新聞、雑誌などの紙面広告
- ポスター
などが挙げられますが、現代におけるコピーライターの活躍の舞台はこの様な広告だけではないのです。
どんどん広がるコピーライター活躍の舞台
一言にコピーライターと言っても活躍の舞台は様々です。
言い換えると、働き方や仕事の種類にバリエーションが富んでいるため、あなたの強みを活かし、なりたいコピーライターを目指すことも可能と言えるでしょう。
そんなコピーライターは大きく3つのカテゴリーに分けることができます。
さっそく紹介していきます!
コピーライター
最もポピュラーかつ、世間的にも知名度が高いのがいわゆるコピーライターです。
コピーライターは、電車やバスの中に設置されている広告や新聞・雑誌・テレビ広告などに使用する広告文書を考案するのが主な仕事です。
コピーライターの仕事の1つであるキャッチコピー考案を例に挙げると
- 『セブンイレブンいい気分』セブンイレブン
- 『旭硝子はAGC』AGC
- 『きょう、だれかを、うれしくできた?』HONDA
など…多くの人が聞いたことがあったり、目にしたことがあるのではないでしょうか?
というのも、コピーライターの仕事の主な目的は“商品やサービスの認知拡大”や“イメージの向上”が挙げられます。
そのため、広告主であるクライアントの商品やサービスの特徴、時には、社風や経営理念に至るまで、細かくヒアリングを実施の上、効果を発揮する広告文書を作り上げていく必要があるのです。
セールスライター
セールスライターは、広告主であるクライアントが手がける商品やサービス購入を促す文章を制作するライターを指します。
主な制作物は、DM文書の作成や公式LINEでの商品・サービスのプロモーションなど、デジタル媒体を用いた情報発信も多く、活躍の幅が非常に広いことが特徴です。
コピーライターと同様、クライアントの商品やサービスの特徴や、クライアントが発信したいその商品・サービスのイメージなどを入念にすり合わせをする必要があります。
例えば、子供のおもちゃの販売を伸ばす為のセールスレターを想像してみましょう。
仰々しい堅い文章で商品が説明された場合、読者はそのおもちゃを購入するでしょうか…?
反対に、そのおもちゃの対象年齢に沿ったメッセージや、実際に購入をする親や祖父母の目線に立った文章でプロモーションするとどうでしょう。
きっとその差は歴然としたものになるはずです。
購入が想定される層(ターゲット)とクライアントの企業イメージを繋ぎ合わせ、“購入や契約”といった結果を求められるのが他のライターとは異なる点だと言えるでしょう。
WEBライター
WEBライターは、企業のホームページや個人ブログでの情報発信など、WEB媒体上で情報発信するライターを指します。
主な制作物としては、メルマガ配信やSNSに掲載する文章など…。
比較的多くの人が目にする機会があると思いますが、これらはWEBライターが作成しているのです。
そんなWEBライターの目的は、依頼主であるクライアントが伝えたい情報の発信と、発信した上で得たい効果(売上の向上)を得ることであるため、読者や視聴者の傾向や、類似サービスの調査など綿密なリサーチが重要となっています。
ただ、WEBにまつわるライティング業務のほとんどがWEBライターの領域であることから、上記の制作物や目的はほんの一例に過ぎません。
そのため、制作物の内容が案件によって大きく異なる性質を持っているのがWEBライターの特徴と言えるでしょう。
コピーライターの仕事内容とは?難易度別に解説【10選】
コピーライターとはどういった定義なのか…についてここまででお伝えしてきました。
活躍の場が多岐に渡るコピーライターですが、仕事内容も実にさまざまです。
コピーライターとして活動を始めたその日から成果を上げられるものもあれば、実績を積み重ねた先に請け負うことができる大型案件まで…。また、あなたのこれまでの人生経験が活きる意外な案件もあるかもしれません。
そこで、本セクションではコピーライターの仕事内容を難易度別にご紹介します!
☆ = かんたん | ☆☆ = ふつう | ☆☆☆ = むずかしい |
①タスク系案件(☆)
1件あたり:15円~220円
口コミ投稿やアンケート回答などコピーライターの入門案件。
クラウドソーシングサービスに多数募集がある仕事のひとつです。
案件あたりの採用件数も数十件レベルで大量に応募していることが多いため、成約のしやすさも魅力のひとつとなっています。
また、書き方のルール(レギュレーション)も他の案件と比較すると優しめであることから、実践経験を積みたい方には持ってこいの案件でしょう。
筆者もコピーライター活動の初日〜3週間は、実績作りの一環で口コミ投稿のタスク系案件を30件はこなしました!
②文字起こし(☆)
1件あたり:300円~5,000円(文字数によって大きく変動アリ)
会議やミーティングの音声を文字に起こす案件。
感染症対策が緩和されてきた今でも、企業ではリモート会議の場面が非常に増えています。
大まかな仕事内容としては会議を円滑に始める為の会議記録(議事録)を文章化して納品するというものであることから…
「リサーチや企画にはまだ自信がないけど…タイピングなら自信がある!」
「本格的な執筆業務はやったことないけど…ライター業務のはじめの一歩を踏み出したい!」
という方にはオススメの案件です。
③テープ起こし(☆)
1件あたり:500円~1,000円
インタビューや講演・座談などで録音された話の内容を文章に起こす案件。
話し言葉を書き言葉に変換するため、文章にしたときに適切な言葉遣いや「あのー」「えー」といった言葉を削る「ケバ取り」といったライティングスキルが養える特徴をもっています。
実際に筆者もテープ起こしの案件を請けたことがあるのですが、記録を取りながら文章構成力を養えるのがこの案件の強みだと考えています。
録音データを聞きながら文字に起こす中で「いま違う話に変わった…もとの話に戻ったな」と構成を考えながらこなすことができると、よりスキルアップにつながるでしょう。
そのため、コピーライティング初心者で文章構成に自信がない方は特におすすめの案件です。
④ブログ記事作成(☆)
文字単価:0.3円~1.5円程度(継続案件の場合は単価アップの可能性あり)
文字単価=1文字あたり◯円という報酬形態
ブログ記事の作成の案件。
世の中にはあらゆるジャンルのブログがWEB上に挙げられていますが、それらブログ記事の執筆はブログサイトの運営者が全て書いているとは限りません。
そのため、ブログやコラムなどを掲載するオウンドメディアを運用している現場ではコピーライターの需要が高くあります。
また先にお伝えした通り、実にさまざまなジャンルのブログ記事が存在することもあり、自分が得意なジャンルを選ぶことが可能であることから初心者でも挑戦しやすい案件の一つです。
ただ、ブログ記事の構成や雰囲気などのベースがオウンドメディアによって異なるため、案件によって書き方を変える必要があるという点は押さえておきましょう。
⑤DM文書作成(☆)
文字単価:0.5円~|1件1,000円~
文字単価=1文字あたり◯円という報酬形態
企業が提供するサービスの会員に対するDM文書制作の案件。
依頼主の企業であるクライアントが求めるニーズに沿った文章力が必要となります。
そのため、クライアントが提供する商品やサービス・ターゲットとしている顧客によって、表現をアレンジしなければ読者に適切な情報提供はできないでしょう。
文章力だけではなく、クライアントが求める成果や結果、目的などを丁寧にヒアリングする傾聴力も大切です。
⑥資格が必要な記事作成(☆☆)
文字単価:1.5円〜3.0円(継続案件の場合は単価アップの可能性あり)
文字単価=1文字あたり◯円という報酬形態
有資格者限定の記事作成案件。
保育士や社会保険労務士(社労士)、ファイナンシャルプランナーなど特定領域のスペシャリストによる専門記事を作成する案件で、ここまでお伝えしてきたなかでは一番難易度は高く感じるかもしれません。
ただ、資格と知識さえあればブログのような形式で記事を制作することもあるため、難易度がグッと上がるとは一概に言えないのです。(案件の内容によりますが…)
また、記事内容の専門性が高いほど執筆できるコピーライターの総数が少なくなることから、本案件は平均報酬額が高いことが特徴として挙げられます。
⑦ネーミングコピー考案(☆☆)
1件あたり:1,000円~45,000円
飲食店の店名や新メニュー名、スポーツチーム名、企業が手掛ける新サービスの名称などを考案する案件。
ネーミングコピーはいわば商品やサービスの「名付け」です。クライアントが対象商品に込めた想いを正確に理解する力、市場に出回る際の反響を想像する力などが必要となります。
基本的にネーミングコピーは、コンペティション(コンペ)という形で公募され、そのなかから優秀とみなされたものが実際に採用されるといった形式が多く存在します。
また、応募するハードルが低く設定されているケースが多いことから、人気の高い案件でもあるため
「せっかく考えたのに落選してしまった…」ということはザラにあるのが現実です…。
ただ、1件でも採用されると報酬が支払われるうえに、コピーライターとしての価値を高める大きな実績にもなるため、他の仕事と並行して考案することがおすすめです。
⑧キャッチコピー考案(☆☆)
1件あたり:1,000円~100,000円
企業や商品のイメージにあったキャッチコピーを考案する案件。
⑦で紹介したネーミングは商品やサービス名を考案するものでしたが、キャッチコピーは企業や商品に関心を集めるための短い宣伝文句を指します。
また、ネーミングコピー考案と同様にキャッチコピー考案も人気が高く、なかなか採用されることは難しい案件です。
豊富な語彙力や韻を踏むセンスや独創性、企業や商品に誤解を与えないための適切な理解力などが試される場であるとも言えるでしょう。
ただ、根気強く応募していると、いつかあなたも「あなたとコンビに。ファミリーマート」のような誰もが知るキャッチコピーで一躍有名ライターの仲間入りができるかもしれません。
⑨チラシ・広告文作成(☆☆)
1件あたり:1,000円~60,000円
折込チラシに掲載する商品説明やキャンペーン文章を作成する案件。
一目見て読者の目を引きながらも、事実を端的かつ魅力的に打ち出す力が必要となります。
キャンペーンなどで目にする「大目玉」や「赤字覚悟!」と言った歌い文句を用いる様なチラシもあれば、スマートフォンの買換えに参考になる様な料金比較表の様な資料の作成が求められるケースもあるでしょう。
デジタル媒体での情報発信が主流の昨今ですが、折込チラシは地域を特定した発信ができるうえ、習慣的に特定の事象を伝えやすいといったメリットもあるので、コピーライターの需要が高い案件となっています。
⑩LP制作(☆☆☆)
1件あたり:10,000円~100,000円
Web広告などを介し、リンクをクリックしたときに表示される縦長のWebページ、LP(ランディングページ)を制作する案件。
ページ自体の作成になるので、文章力は勿論のながら、ページ内の文字や背景などの配色や色彩といったデザイン力が必要になるため、他案件と比較すると制作難易度が高い案件とも言えるでしょう。
また、ページ内のどの位置に商品紹介ページや購入・申し込みと言ったボタンを配置するか、レイアウトの考案もLP制作においては重要な要素のひとつです。
上記のように様々なスキルを要し、本案件に挑戦できるライターが限られていることから、LP制作ができるライターはクライアントからも高く評価される傾向にあります。
EX①動画シナリオ作成(☆☆☆)
1件あたり:1,000円~100,000円
近年、需要が一気に高まっているのが、YouTubeやTikTokといった動画アプリのシナリオ作成を行う案件。
本案件の特徴として、”作業の担当範囲が案件によって違う”という点が挙げられます。
というのも”企画や構成は用意されているためシナリオを作るだけ”という案件があれば、“企画や構成から考案する必要がある”案件があったりと、担当範囲が異なるのです。
そのため、報酬額が他案件と比較すると幅広い特徴があります。
また動画シナリオ作成は、あくまでクライアントの意思に則って作成しなければいけません。
視聴者が見たいと思うシナリオは、時にゴシップネタや暗い過去についての話題に及ぶこともあるため、常にキレイな物語を書きたいと考えている方はちょっとした心構えが必要です。
難易度こそ高いものの、ライターとしての力を付けられるという観点から見ると初心者の方にもうってつけの案件であると言えるでしょう。
EX②ゲームシナリオ作成(☆☆☆)
1件あたり:3,000円~100,000円
主にスマートフォン・PC用のゲームアプリやその他ゲームにまつわるシナリオ作成を行う案件。
こちらの案件も前述した動画シナリオと同様に、ゲーム自体の設定から考えることもあれば、ゲームの大筋は用意されており、登場キャラクターやセリフのみを作成する…という場合もあります。
特にゲームシナリオは物語の辻褄が合うよう仕上げるのはもちろんのこと、各場面を盛り上げる演出力も重要となるでしょう。
物語を書くことが好き、単純にゲームが好きという方にはオススメの案件です。
EX③舞台シナリオ作成(☆☆☆)
1件あたり:10,000円~100,000円
読んで字のごとく、舞台の台本を書くことが舞台シナリオ作成の案件。
舞台といっても、大きな会場で公演される舞台だけでなく、小学生の演劇、役者の卵が出演するような舞台など、カテゴリーはさまざまです。
そのため、仕事内容も物語や筋書きだけではなく、キャラクターのディティールの深堀りや、セリフを書くための会話の研究など、コピーライターという表現者としてのスキル向上が欠かせません。
また、本案件は他案件と同様にクラウドソーシングサイトやSNSで募集しているものもあれば、コンクールで大々的に募集しているコンペティションのようなケースもあります。
最優秀賞に選ばれたり、脚本家を要する事務所からスカウトされて舞台作家デビューするという話も夢ではありません…!
特に初心者ライターにおすすめの仕事【3選】
ここからは、前セクションまでで紹介してきた案件の中から、初心者ライターでも挑戦できるおすすめの仕事をコピーライターである筆者の経験に基づいた理由とともに3つご紹介します!
おすすめの仕事①タスク案件
初心者ライターにおすすめの仕事の1つ目は、経験談や口コミ寄稿といった「タスク案件」です。
理由としては…
- 募集している数が多い
- 細かいレギュレーションがないことが多い
- 基本的に体験談を書くため他案件とは異なりリサーチに時間がかからない
- ライターとしての実績になる
といった点が挙げられます。
特に慣れない間はタスク案件で実績を積むと、コピーライターとしての自信も付いていくでしょう。
ただし、注意点としてタスク案件をこなし続けることはおすすめできません。
というのも、タスク案件はその手軽さの一方、単価が安く高度なリサーチや文章力も必要としないため、コピーライターとしてのスキル向上には、さほど役に立たないのです。
この案件をおすすめする最大の理由は【 応募→執筆→完了】といったライターとしての仕事の流れを理解しつつ、基本的な文章構成力を養いながら、コピーライターとしての実績を積むことができるという点にあります。
「文章を書く」というコピーライターとしての初めの一歩を着実に踏み出し、確実に実績を積むという観点からタスク案件はおすすめの仕事のうちの1つだと言えるでしょう!
おすすめの仕事②ブログ記事作成
初心者ライターにおすすめの仕事、2つ目は「個人ブロガーの記事執筆」です。
理由としては…
- 身近な話題が多く、執筆していて楽しい
- 継続案件に展開しやすい
- ライターとしての実績になる
といった点が挙げられます。
私もコピーライターの活動を始めてから知ったのですが、こうした個人ブログは執筆を外部のコピーライターに任せているケースが多くあるのです。
これは自身で執筆・運用していたブロガーが、ブログの収入が軌道に乗ってから多くの記事を定期的に掲載できるよう、運用に集中するブロガーが多いことが要因となっています。
そのため、自らの企画・構成に沿った文章を提供してくれるコピーライターに委託しているのです。
ブロガーにとっては、自分のブログの特長を理解してくれるコピーライターとタッグが組めれば、ブログをより充実化することができるため、需要が高い仕事でもあります。
(テレビ番組で言う、構成作家とディレクターの様な関係性)
また、ブログには実に様々なジャンルがあるため、自分が得意なテーマなら書いていて楽しいですし、依頼主が内容に満足してくれれば、継続案件や文字単価のアップにもつながりますので、コピーライターにとっての“やりがい“を感じられるでしょう。
おすすめの仕事③SEO記事制作
初心者ライターにおすすめの仕事、最後は「SEO記事」です。
前セクションでは本案件を紹介しきれなかったので、ここで詳しくご紹介いたします。
SEOとはSerch Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略です。
GoogleやYahoo!などの検索エンジンにはAIが搭載されており、キーワードに対して掲載の優先順位を付けて表示させる仕組みになっています。
このSEOへの対策次第で、記事が読者の目に留まりやすい上位表示がされるかが決まります。
※SEOについて詳しく知りたい方はコチラの記事もご確認ください
そんなSEO記事にもジャンルは無数に存在します。
執筆するジャンルは何を選んでも問題ないのですが、はじめのうちは自分の得意ジャンルで経験を積み、
慣れてきたら知らないジャンルのSEO記事にも挑戦することをおすすめします。
特に知らないジャンルのSEO記事の執筆は、自身のリサーチ力とライティング力の向上が図れるため、ライターとしての実績が豊かになるのです。
また、SEO記事が執筆できるコピーライターの市場価値は先におすすめした仕事よりも高いことから、
初心者の方の中でも「一気にレベルアップをしたい!」という方は積極的にチャレンジしましょう!
【番外編】筆者が個人的にオススメする仕事
最後に番外編として、私のライター経験の中で個人的にオススメする仕事をご紹介しましょう。
結論からお伝えすると、個人的なオススメは動画シナリオ作成の仕事です。
特に代表的な動画アプリ、YouTubeにはもはや無数の動画コンテンツが存在し、月間のアクティブユーザーは世界で25億1400万人、日本国内だけでも約7000万人と言われています。
近年の副業ブームやSNSユーザーの拡大により、人気のYouTuberだけではなく、趣味や副業の一環でYouTubeチャンネルを持つ人も多く、コピーライターはYouTubeの台本製作を担うこともあるのです。
YouTube動画のシナリオ製作をオススメする理由は
- 企画力、構成力が身に付く
- リサーチ力が向上する
- 表現力が向上する
の3点…。
ここから1つずつ簡単に解説していきます!
企画力・構成力が身に付く
まず、企画力と構成力ですが、テーマに沿って一本の物語を製作するので、見てみたくなる動画の企画力と話の構成を設計できなければなりません。
企画や構成と言うと難しく聞こえるかもしれませんが、企画力は要するに視聴者目線で
「自分だったらどんな物語を見たいか」「どんなテイストで見せたら楽しいか」
…と考え文章に起こすのです。
そして構成力に関しては、文章作成において重要となる文章の型(起承転結や三段論法など)や、話の抑揚の付け方は自然と身に付きます。
物語を構成するスキルは、他のライティング案件にも大いに転用が効くスキルなのです
リサーチ力が向上する
今の世の中、なにか気になることがあって検索して調べても出てこない…という事象はほとんどないですよね。
ただ、インターネット上には誤った情報が記載されているケースが多々あります。
そのため、情報の信ぴょう性や独自性に価値が生まれるため、他にはない情報を用いてシナリオ製作しなければ、他のチャンネルの動画と差別化ができないのです。
この差別化を図るためには相当なリサーチ力が必要になるのですが、本案件に全力で取り組むことで自ずとリサーチ力は向上していきます。
瞬間的に「リサーチ力が向上した」となることは滅多にありませんが…
場数を踏み、振り返ってみると「いつの間にかリサーチ力が向上していた」と感じられることでしょう。
表現力が向上する
動画シナリオ作成は前述した通り、登場人物の性格に合わせた言葉選びやキャラクター設定といった企画を任せられることがあります。
普段の自分が用いない言葉や、時にひねくれた性格のキャラクターのセリフを考えたりもするので、意外な自分を発見できて楽しく仕事ができるかもしれません。
また、完成品がYouTubeにアップされ、再生回数が伸びていくことで、世間の評価を知ることもできます。
視聴コメントに気付かされることも多いので、多数のフィードバックがもらえることも大きな特典ですね。
スキル向上の為、機会があればチャレンジしてみてくださいね。
- プロ講師によるマンツーマンの相談サポートつき!
- 読むだけで技術が身につく『テキストブック(全8巻)』
- ライターの実情を紐解く『講義動画(全4本)』
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あなたも「Let’s ライティング!」
本記事では、コピーライターの仕事内容についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
コピーライターの仕事の幅広さや奥深さ、楽しさや可能性を感じていただけているととても嬉しいです!
筆者はコピーライターとして活動して約1年になりますが、SNSなどを通じて、高い志を持つライターさんが年齢や性別、バックグラウンドに関係なくそれぞれがそれぞれの特長を持って切磋琢磨しているコピーライター業界の雰囲気がとても好きです。
本記事でコピーライターの仕事を知って
「自分にもできるかも…?」「ライターの仕事やってみたい!」
と感じた方は、まずその気持ちを大切に挑戦してみたい案件にチャレンジしてみましょう!
是非、楽しみながらコピーライティングに取り組んでみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!